ネット上の「美味しい仕事」の多くはウソ
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楽して稼げるの9割はウソ

世の中には「楽して稼げる」と謳っている求人広告があふれていますが、その中には怪しげなものも存在しています。

冷静に考えれば怪しいのは分かりますが、引っかかるのは冷静ではない人なので忠告は耳に入りません。

お金がなくて今日の支払いができないとか、何としてもお金を作る必要がある人などです。

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ネット上の「楽に稼げる」のほとんどはマルチ商法や商材売り付け、セミナーや塾を受講させるのを目的にしている。

「秒速1億円を稼ぐ」で有名になった某実業家は、現在は投資家を名乗っているが実際には「商材屋」でした。

稼げる、儲かるをキーワードにして注目を集めて、「彼のようになりたい」と集まってきた人たちに数十万円や数百万円の商材を売っていました。


儲かるのは商材を売ったりセミナーを主催した人だけで、受講したり商材を買った人は決して儲かりません。

不幸なのはこの手の勧誘は就職に失敗した人や貧困者をターゲットにしているので、引っかかるとより貧困に落とされます。

なぜかれらが困っている人を狙うかというと、困っている人ほど騙しやすく、困っていない人は騙しにくいからです。


また取扱額世界一を名乗る某FX業者は以前、「30万円を1億円に増やした」というニセ体験談で広告を打っていました。

くれぐれも「秒速1億円稼いだ」だの「30万円を1億円に増やした」のようなニセ体験談を信じてはいけません。

最近の例では「スマホで写真を撮るだけで稼げる」「データ入力で稼げる」と言って高額ソフトや商材を売りつけていたやつも居ました。


人間の脳はウソの体験談でも情報の洪水を浴びせられると、気分が高揚して信じるようにできています。

困っている人ほどニセ体験談を信じやすく、「1億円稼げるなら30万円の商材くら安いものだ」と思って支払うのです。



確実に稼げるのは普通のバイト

このようにネット上の楽して稼げるの9割はウソですが、残りの1割もウソ同然のものがほとんどです。

ユーチューブで「誰でも稼げる」、SNSで「誰でも稼げる」、クラウドソーシングで「誰でも稼げる」などです。

この「誰でも稼げる」という言葉が登場したら、その話は100%詐欺だと断定できます。


ユーチューバーには年収1億円以上の人が居ますが、逆にユーチューブだけで生活できている人は日本で数百人しか居ません。

何十万人もの人が動画を投稿した中でうまくいっているのは数百人なので、成功率は1千分の1というところです。

サイト運営のアフィリエイトはサイトを育てるまで最短でも数か月、普通は何年もかかり、しかも成功する確率はユーチューバーくらい低い。


アンケートモニターやポイントサイトは簡単に稼げるが、稼げる金額は月に数千円というところです。

時給に換算すると100円程度にしかならない筈なので、労力や時間には見合いません。

ネットで仕事を請け負うクラウドソーシングはもう少しマシですが、やはり単価が低いので時給が安い。


企業は大事な仕事は面識がある人に依頼するので、ネット上の知らない人には最低単価の仕事しか依頼しません。

ネットせどりとか転売やフリマ、オークションも定番ですが、これらは出品者同士が競い合って値下げするものなので、止まらないデフレが進行します。

どんなに稼げる商材を見つけても、あっという間に同業者が表れて稼げなくなります。


「おれおれ詐欺」の手先にされることもあり、荷物を受け取る簡単な仕事と言われて「受け子」になった人も居ます。

ここまで見てネット上の「稼げる仕事」は3種類に大別でき、1番目はまるっきりのウソでお金を巻き上げるだけのものです。

2番目はユーチューバーのようにハードルがとても高いが、一部の成功者だけが稼げるもの。


3番目はポイントサイトのように誰でも稼げるが、時給100円のように割の合わない物があります。

最後におれおれ詐欺の「受け子」のように犯罪の手先にされてしまうものです。

確実に誰でも稼げるのは、ネットではなく現実世界のバイトの方が良いでしょう。

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