カブドットコムは三菱系だがIT技術を持たないので「負け組」だった
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画像引用:https://i2.wp.com/invest-bricsplus11.info/wp/wp-content/uploads/2013/05/468abb1a190285d1ae2e8ecf73e668aa.jpg?ssl=1



証券業界もIT技術がなければ淘汰

1月24日、通信大手のKDDIがネット証券大手のカブドットコム証券に株式公開買い付け(TOB)を実施すると報道されました。

カブドットコム証券は旧三和銀行でスタートしたが、2006年から三菱銀行系のネット証券と合併して現在に至る。

主要株主は三菱UFJ証券約50%、三菱UFJ銀行6.0%で、KDDIは新たに50&の株式を引き受ける。

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三菱銀行系は完全に撤退するわけではなく株式の一部を譲渡して、残りは公開買い付けするようです。

証券大手の中では負け組とされていて、顧客数でも利益でも劣っている。

ネット証券大手としてはSBI証券、楽天証券、マネックス証券などがあり、総合証券では野村證券、大和証券、SMBC日興などがある。


このうち三菱系は三菱UFJ証券HDとしては野村に次いで国内2位なのだが、カブドットコム証券としてはネット証券5位にとどまっている。

ネット証券首位のSBI証券が315万口座に対してカブコムは約90万口座で、単独では赤字とも言われていました。

カブコムはもともと三菱銀行本体ではなく三和銀行のネット証券とUFJ銀行のネット証券をくっつけたものでした。


知名度を生かしてネット証券大手ではあるもののあまりやる気が感じられず、サービスや選択肢で同業他社より劣っている。

一言でいってカブコムには楽天やSBIの客を奪い取ろうという意欲が感じられない。



日本の証券会社手数料はアメリカの10倍

以前Wバフェットの本を読んだら「手数料0.5%以上の投資信託はお勧めしない」のように書かれていて、印刷ミスではないかと思いました。

日本では投信手数料は5%以上が当たり前だった時代にアメリカでは0.5%以下が当たり前で、10倍以上も差があった。

最近日本でも手数料や信託報酬などの合計が2%程度の投信が出てきているものの、アメリカでは0.2%の投信もあるのでやはり日本は10倍です。


よく「日本人は投資をしない」と批判する人がいるが、1回の取引で5%も引かれたら利益が出る可能性はほぼゼロなので、投資する意味がないのです。

証券会社や銀行に運用を任せたら、利益が出ている筈なのにほとんどが手数料で赤字になり、最終的にお金が減ります。

こうした高額手数料への批判は年々強まっていて、いずれアメリカ並みの0.5%以下にしろとと投資家達は言い始めるでしょう。


日本の総合証券はもちろん、ネット証券も「手数料5%」のぬるま湯で利益を得てきたが、もうそんな時代は終わるのです。

そこで登場してきたのが銀行や証券などの「お金のプロ」ではなくIT技術を持つ新興企業で、ソフトバンクや楽天などがその筆頭でしょう。

三木谷や孫氏が金融や投資のプロだとは思わないが、IT技術を応用して手数料を引き下げることは可能でしょう。


昔の映画やドラマに登場したような「証券マン」「金融屋」の出番はもうないのであり、証券もIT時代に移行します。

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