この後2011年は東日本大震災による暴落があったので、もし暴落時に決済したら損失が出たでしょう
画像引用:https://www.wealthnavi.com/image/colum/vol2/img-graph5.png
積み立て投資が若者に人気
以前から増加傾向だった積み立て投資が最近、若者の間で人気になっています。
統計によると日本の世帯で資産がプラスなのは50代以上だけで40代はトントン、30代以下は大幅赤字です。
家、車、子供と金がかかるばかりで実質賃金は低いままなので、若者には投資する資産がありません。
以前から増加傾向だった積み立て投資が最近、若者の間で人気になっています。
統計によると日本の世帯で資産がプラスなのは50代以上だけで40代はトントン、30代以下は大幅赤字です。
家、車、子供と金がかかるばかりで実質賃金は低いままなので、若者には投資する資産がありません。
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政府は預金から投資へと言っていますが、そもそも預金すらないので人をばかにするにも程がある。
そこで若者たちがやったのは少額で大金を稼げる仮想通貨でしたが、2017年をピークにバブルは弾けました。
積み立て投資は以前は月1万円からが多かったが、月千円が当たり前になり、月100円から可能なところが増えている。
若者には投資する預金がないが、毎月の収入から自動引き落としで千円や100円なら投資できる。
仮に毎月1万円を積み立てて年利3%を得ると10年で約139万円、20年で326万円、45年で1100万円に達します(いずれも税引前複利)
毎月千円積み立てでも一生で100万円になるので、低リスクな割に最後に受け取れる金額は大きい。
積み立て投資はマイナーだったが政府が始めた個人年金制度、iDeCoやつみたてNISAによってメジャーになりました。
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は掛け金が全額所得控除で運用益は非課税なので、節税対策としても行われている。
少額投資非課税制度NISA(ニーサ)は一定金額の積立投資で得た利益が非課税になる制度です。
完全放置は最後に損をする可能性
こうした制度を利用するのも良いし、まずは毎月千円で始めてみるのも良い。
長期間積み立て投資を行うと「ドルコスト平均法」の効果によって平均購入価格が均一化されていきます。
例えば1985年から1990年までのバブル期に積み立て投資を始め、1991年にバブル崩壊するという最悪のケースでも現在かなりのプラスになっている筈です。
毎月定額積み立てでは相場が下がった時は安く買い、上がった時は高く買うので、むしろ相場が暴落したほうが「買い得」になります。
購入金額はほとんど気にする必要がないが決済金額つまり「売り時」は重要で、暴落時に満期を迎えたり決済したら大損失もあり得ます。
バブル崩壊後の日本株最安値は2009年3月10日の日経平均7054円で、2018年10月には2万4000円を超えていました。
3倍もの差があるので、積み立て投資は購入価格はどうでも良いが、絶対に暴落時にろうばい売りしてはいけません。
ネット上に複利計算するサイトがいくらでも在るので、年利3%を上回るのを目安にしても良いと思います。
何十年も積み立ててきたが最後の1年で暴落して大損だった、のような事が積み立て投資の最大のリスクです。
これを防ぐにはひたすら長期間積み立てっぱなしではなく、明らかに今が好景気の後半だと思ったら一度決済した方が良い。
一度決済してまた積み立て始めれば、その後景気悪化で暴落しても損失を回避した事になります。
決済した現金をプールしておいて暴落後に多く買えれば、差額分の利益を得たことになります。
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