プーチンはシリアの再現を狙っているが、今度はアメリカは絶対に引かない
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画像引用:https://cryptonomist.ch/wp-content/uploads/2018/05/maduro-putin-1.jpg



ベネズエラ経済崩壊の経緯

経済破綻した南米ベネズエラに米中ロが政治介入し、より一層混乱を深めています。

ざっと説明すると2008年までベネズエラは石油産出国として大儲けし、先進国入りを目標にするほどでした。

だが北京五輪後に中国特需による石油バブルが崩壊し、質の悪いベネズエラ原油は売れなくなりました。

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中国は石油バブルから現在までベネズエラに5兆円もの投資をしたと伝えられています。

チャベス大統領が2013年になくなって代わりに大統領に就任したのが現在のマドゥロ大統領です。

マドゥロは選挙でチャベス大統領を破ったのではなく、チャベス側近として政治力を持ち、チャベス政治継承を掲げて大統領になりました。


この頃のベネズエラはまだバブルが続いていて、国民は好景気が続くのを望んでいました。

2015年のチャイナショック後に原油価格が暴落し1バレル20ドルを割り込むと、外貨が底を尽き経済崩壊しました。

石油を産出するための電力を発電する石油がないというマンガのような状況で、外資は逃げ出しすべての輸入がストップしました。


石油が売れないので外貨を得られず、原油を掘削するほど赤字になるので、発電所を稼働させる石油がないのです。

マドゥロ大統領に非難が集中したが、裁判所を停止したり対立相手を逮捕したり、デモを軍隊で鎮圧して大統領に居座っています。

こういう独裁国家が大好きなのがロシアのプーチンで、「我が盟友」などと言ってマドゥロ大統領に武器支援しています。


中国も独裁者大好きな上に5兆円も投資したので引くに引けなくなり、やはりマドゥロ大統領を支持しています。

アメリカは自由と民主主義を掲げてマドゥロを追放しようとしているが、政権交代したら中国が投資した5兆円は丸損になります。

ロシアの裏庭のウクライナにアメリカがちょっかいを出したのがウクライナ紛争でしたが、今度はアメリカの裏庭の南米に中ロがちょっかいを出した。



米中ロが政治介入し内紛状態

マドゥロ大統領は2018年5月に実施された大統領選によって2019年1月に2期目の就任をしたが、アメリカは無効を主張している。

大統領選は憲法や最高裁判所を停止した状態で実施され、対立候補を逮捕して立候補しないようにした。

くわえて選挙は監視されて自由投票できず、投票結果も改ざんされた疑いが強い


要するにロシアや中国や北朝鮮の選挙と同じなので、中ロは大喜びでマドゥロを援助したがアメリカはマドゥロ追放を決めた。

アメリカの支持を受けるグアイド国会議長が2019年1月、ベネズエラの暫定大統領就任を宣言し、トランプ大統領は電話で支持を約束した。

ベネズエラ検察はこれを違法行為だとして、グアイド暫定大統領を捜査し逮捕しようとしています。


ロシアはベネズエラに核ミサイルを配備するなどと言っているので、第二のキューバ危機に発展する可能性がある。

「アメリカの裏庭」にロシアのICBMを配備されれば米国の安全保障は崩壊するので、米軍によるベネズエラ侵攻もあり得る状況になってきた。

プーチンがシリアで見せた危機を作り出す外交をベネズエラでも見せると、米ロが南米で衝突することになる。


シリアの場合と違ってアメリカは絶対に引けないので、マドゥロとプーチンの出方次第でどんな事も起こり得る。

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