職場のネット禁止と高齢化が原因かも知れない
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日本のネット利用は世界最短

日本ではスマホ依存が社会問題になったりしているが、意外にもネット利用時間は世界最小という調査結果が出ています。

CNNによるとフートスイートが実施した「デジタル2019」で世界のネット利用時間を調査しました。

世界の平均ネット利用時間は6時間42分で日本は3時間45分で最小、最長は10時間2分のフィリピンだった。

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なんとも腑に落ちない調査結果ですが、データは国連、米国の国勢調査、世界銀行や市場調査企業「グローバル・ウェブ・インデックス」などに基づいている。

スマホやSNSが含まれていていないかと思えばそうではなく、SNS利用の世界平均は2時間16分、日本はここでも最小で1日平均36分だった。

スマホも集計されていて、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、スマートフォンの合計だとしている。


ヒントは公共サービス、仕事や社会的な手続きがネット化しているという説明にありそうで、職場のネット化が大きく影響している。

「紙とボールペンとファックス」の日本の会社はクラウド化された外国企業よりネット利用は大幅に少ない筈です。

コンピュータを使用しても日本ではマイクロソフトのオフィスを購入して使うが、外国ではネット上で利用している。


メールで済む要件も日本企業は電話や郵便や直接会って伝えることが多く、外国ではSNSやチャットやテレビ電話で済ませている。

こうした事が積み重なって日本企業では外国企業よりも、仕事でネット利用する時間が大幅に短いと考えられる。

仕事中の私的なネット利用を禁止している企業も多く、どのサイトに接続したか、何を検索したか監視しているという。



高齢化と職場のネット禁止が原因か

仕事に関係のない言葉を検索するとすぐに呼び出されて叱責されるので、これではネットで情報収集すらできない。

職場や仕事で日本のネット利用が少ない理由は分かったが、SNSやスマホ利用も大幅に少ないのはなぜでしょうか。

日本の総務省の『主なメディアの利用時間と行為者率』を見ると2016年の平日ネット利用時間は99.8分となっています。


この数字は先ほどの「デジタル2019」調査のネット利用時間3時間45分より短く、SNS利用時間36分よりは長い。

総務省の調査は個人のネット利用、「デジタル2019」のは仕事や職場を含むネット利用時間なので、矛盾はしていない。

総務省は他のメディア利用時間も調査していて、ネットは約100分、テレビ約185分(録画含む)、ラジオ17分、新聞10分となっている。


総務省調査は10代から全年齢を平均化しているので、おじさんだけネット利用が少ないわけではない。

10代の若者に限るとネット利用は一日130分、テレビ102分と逆転しているので、若者ほどネット利用が多い。

こうして見ると日本のネット利用時間が世界最低の理由は、ひとつは職場でネット利用が少ない、2つめは高齢化によって若者が少ないのが挙げられる。

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