日本ではフェイスブックよりユーザー数が多い
2017ソーシャルメディアユーザー数
画像引用:https://tenjuku.net/marketing-for-tutoring-schools


ツイッターが13年目の黒字化

ツイッターは2018年の1年間、通年で初めての黒字になったと発表しました。

ツイッターは2006年に開設され2013年に上場を果たしたが、創業以来ずっと赤字でした。

創設から上場後まではユニコーン企業(希少価値の高い珍獣)として投資家から優遇されたが、長くは続かなかった。

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ライバルのフェイスブックは2012年に上場すると翌2013年に黒字化を果たし、年2兆円もの純利益を稼いでいる。

ツイッターは年500億円程度の赤字を出し続け、時価総額は230億ドル、フェイスブックの時価総額は5000億ドルを超えた。

ツイッターの企業価値はフェイスブックの20分の1という評価で、売却もささやかれていました。


2016年も赤字に悩まされていたツイッターは、有名企業に売却話をもちかけました。

だが株価が急落してマイクロソフト、グーグル、ディズニー、ベライゾン、セールスフォース等すべて撤退しました。

当時の報道ではツイッターを買収すると買収額以外に1.5兆円の追加支出を迫られると書かれている。


これほどフェイスブックと差がついた原因はユーザー数で、2016年にFB16億人(現在は21億人)に対してTW3.1億人でした。

特に英語圏でのシェアは圧倒的であり、企業広告にもフェイスブックが圧倒的に強い。

ツイッターはフェイスブックに勝とうとしてきたのだが、これが過大な支出を招いて赤字になっていた。



フェイスブックと戦わない

ツイッターの月間アクティブユーザー数(MAU)は3.2億人で、2016年の3.1億人からほとんど増えていません。

売上高は2016年の24億ドル(2500億円)に対して現在は約36億ドル(3900億円)とみられ増加している。

フェイスブックとの無謀な戦いをやめてコスト削減に取り組んだ結果、黒字化を達成した。

ユーザー数はこのところ偽ニュース騒動後のアカウント削除で減少している。


フェイスブックもそうだがこの手の「ユーザー」の多くが一人で複数アカウントを持っていたり、なりすましやロボットだと言われている。

特にロボットによる情報収集や大量のアカウント作成、宣伝のための書き込みによって大幅に水増しされている。

各SNSともにロボットユーザーを完全に排除するとユーザー数は半減する可能性があります。


ロボットは広告をクリックするが商品を購入しないので売り上げにはつながらず、他のユーザーが敬遠する原因になる。

それでも「ユーザー数」が多いと株価が上昇するので、各SNSは今までロボットを黙認していました。

今後はSNSも売り上げにならないロボットや大量アカウントを削除するでしょう。



自分の居場所を見つけたツイッター

もう一つの黒字の理由は英語圏いわゆる欧米からアジア重視に転換した事で、日本も一役果たしている。

日本ではFBユーザー数2800万人に対してTWは4500万人と逆転していて、これは他の先進国では見られない。

フェイスブックの実名必須や堅苦しさが嫌われていると思うが、フェイスブックより気軽なSNSという居場所が存在した。


日本に限ると売上高は前年比61%もアップしていて、米国でもコアなユーザー層が増加している。

欧米ではSNSは情報発信手段になっていて、フェイスブックの「情報発信能力」はけた外れの能力を持っている。

日本では逆にSNSで情報収集する人が多く、見ているだけで発信しないユーザーも多い。


ニュースサイトを見る代わりにツイッターでニュースを見ている人も多く、今目にしたキーワードで検索して最新情報を得ている。

ビジネスマンなど大人の情報ツールとして利用されることで、企業の広告も集まりやすくなった。

遅れていた動画にも対応できるようになり、今後はワールドカップなど大イベントに積極的に絡んでいくという。

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