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EVがPHVやHVの伸びを大幅に上回った

2018年後半に世界のEV売上が予想を超えて伸びているのが分かりました。

三菱自動車の集計では2018年のEV/PHV販売台数は201万8247台、前年比は64.8%増と高い伸び率を示した。

(『【世界全体編】EV/PHV/PHEV 年間 販売台数ランキング TOP20【2018年 最新】|兵庫三菱自動車販売グループ』より)

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ブルームバーグの記事では調査会社JATOダイナミクスの集計として、2018年のEV販売は126万台で約前年比74%増になった。

どちらも真実だとするとPHV販売は約75万台で、前年比ではおそらく50%増程度になった。


2018年前半より後半の伸び率が大きく、PHVよりも純粋なEVの販売台数が大きく伸びている。

予想ではEVは充電や航続距離で不利なので、PHVが過渡期には売り上げを増やすと考えられていた。

トヨタHV車は2017年に世界で150万台、年10%台の増加率なので2018年は170万台程度だったと推測されます。


2018年のEV販売は126万台だったので2019年も60%増とすると200万台以上になり、トヨタHV車の合計を上回ります。

2018年の世界自動車生産は約1億台なので、電動エコカーを合計しても400万台未満と4%にも満たない。

今のままの伸び率が続くと2020年にはEV340万台、PHV170万台、HV合計300万台ほどになります。


トヨタは2019年にHV200万台、2030年にHV550万台という目標を立てていて、EVとの主導権争いが激しくなる

早ければ2021年にも世界自動車販売の1割が電動エコカーに切り替わっていることになる。



2018年に最も売れたEVはテスラ3

EVで2018年に最も売れた(納入した)のはテスラモデル3で13万8000台、北京汽車のECは9万2000台、日産リーフは8万7000台だった。(資料によって差がある)


トヨタのアクアHVは世界約15万台、ヴィッツHVも2018年に約15万台程度売れたと推測されている。

HVは各国の発電能力や充電設備に左右されないので、欧州ではディーゼルの代わりとして伸びている。


EVの弱点は発電や充電設備が必要なことで、先進国以外ではHVが主流になるという見方が強い。

石炭や重油で発電しているのに車だけEVに切り替えても、何の意味もないからです。

EV販売4位以下を見ると4位はテスラSが5万台、5位もテスラXで4万9千台、6・7.8位は中国メーカーでした。


13位以下はほとんどが中国メーカーで、2018年の中国におけるEV/PHV販売は110万2375台で、全世界の合計201万8247台の約54%も占めています。

逆の見方をすると中国以外の世界ではあまりEV化は進んでおらず、まだHV車のリードは大きい。

中国は大気汚染対策とともに「EVで自動車産業の覇権を握る」と言って国家総動員でEVシフトを進めている。


旧ソ連にも似た強引な手法で、成功すれば成果は大きいが、中国が唱えた「XXX覇権」が成功した例は少ない。

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