寂れた商店街を活性化するには、誰か一人が成功するのが近道
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地域おこしで地域は興せない理由

過疎化する地域を活性化する方法として「町おこし」「村おこし」がかつて注目され、今も行われています。

ところが商店街活性化やさまざまな村おこし町おこしの多くは、失敗か不十分な結果に終わっています。

地域活性化は自治体や商店街や町内会などが企画するので、既存の政治システムや意思決定機関が主導権を握ります。

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田舎の「青年団」は平均年齢60代で幹部が70代というのが普通だが、そうした人たちが「若者を呼び込む方法」を議論している

出てくるのは変な着ぐるみを作ったり地元アイドルを結成し補助金を貰って何かを建設するようなアイディアが多い。

着ぐるみと地元アイドルは国から地方創生や復興事業として予算が貰えるので、そうしたものに目が行くのです。


だが着ぐるみのほとんどはイベントで1回お披露目したら倉庫に押し込み、アイドルイベントもお披露目だけして解散することになっている。

なぜなら制作したり結成する時に国はお金を出すが、イベントを続ける運営費は出してくれないからです。

町内会が企画するイベントや町おこしは大体こんなもので、国からお金を貰うのが町おこしだと思っています。



一人の成功が町をおこす

道の駅も同じことで、県や国が建設費を出してくれるので、そのお金で野菜の直売所を作ろうというような事です。

あるいは盆踊りや村祭りやカカシを並べたり田んぼに絵を書いたり、雪下ろしのボランティア募集とかもやっています。

B級グルメで町おこしを狙い、餃子の街とかうどん県を表明している自治体も存在します。


これら「町内プロジェクト」の問題は町内会の全員が一致し、住民の多くが賛成して参加してくれないと始められない点です。

町内で深刻な対立は起きないであろう「盆踊り大会」とか「補助金で着ぐるみイベント」に走ります。

住民は自分の財布が痛まないから賛成しているだけで、本当にそれをやりたいと思っている訳ではない。


国や県が補助金10億円で道の駅を作ってくれるなら、ありがたいことだくらいに思っています。

想像がつくと思いますが、こうした無責任な意思決定で始められたプロジェクトのほとんどは失敗します。

うまく行くのは自分一人で勝手に始めたことが成功し、周囲が真似をして発展していくような例です。


最近廃墟化していた熱海が復興しているが、きっかけは若者たちが勝手にゲストハウスなどを始めて、新しい観光客が増えたからでした。

餃子の街とかうどん県も最初はそれぞれの店が勝手に金儲けでやっていただけであり、いつの間にかそれが名物になっていた。

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