職人の働き方は意外にホワイト
333
画像引用:とび職人|職業・種類 | 未来の職業研究http://toshin-job.com/job/333/



職人の世界には定年がない

世間では高齢化や人手不足から定年が60歳になり、さらに65歳に延長されようとしている。

男の平均寿命が81歳に伸びて60歳で引退したら、その後の人生が20年か30年も残っている。

蓄えたお金がなくなるし暇を持て余すので、なんとか65歳まで働きたいと考える人が多い。

スポンサー リンク

だが一たび職人の世界に目を向けると、企業に雇用されていない限り定年はなく、仕事を続けられる限り働ける。

建設業ではどう見ても65歳は過ぎている人が働いていることが多く、70代と思われる人も見かける。

大工を例に挙げると60代から70代で現役の人が1学年3万人から6万人働いていて、全員が引退するのは75歳くらいとされる。


いわば大工は「75歳定年制」なわけで、日本のあらゆる業界の最先端を行っています。

労働時間も朝から日没までが多く、日曜祝日はほぼ休み、地域の行事や消防団などを兼ねている人が多い。

政府が提唱する働き方改革の最先端を行っていて、ITエンジニアなどよりずっと健康的な生活を送っています。


60代の職人は人手不足だから引退せず働いてくれと頼まれると、健康なら65歳とか70歳まで働いている。

単純に考えれば65歳で全員が引退するので職人が何十万人不足するが、実際はもっと緩やかに不足していく。

このパターンは大工以外の職人でも見られ、本当に深刻な人手不足なら人は75歳まで仕事を続けられる。



サラリーマンと職人の一長一短

サラリーマンや事務職ほど定年制に厳格で、60歳で定年ならそれ以上長く働くのは難しい。

例え再雇用されても今までと無関係な職種に成り、給料は半額か3分の1に減ってしまい定年という名の解雇が待っている。

良い企業では多額の退職金を貰えるが、それまでの仕事を続けることはできない。


一方で職人は企業に就職してサラリーマンになるよりも、収入が低く雇用が不安定という面がある。

有給休暇という物はなく働いた日数だけ給料がもらえる日給制か、個人事業主として自立している。

自立というとかっこいいが、福利厚生が何もなくボーナスも退職金もないのが自営業の実態です。


労働時間は職人は残業手当がない代わりに残業も無しという事が多く、サラリーマンのように毎日終電で帰る職人はいない。

過労死する職人というのも聞いたことがないので、労働の過酷さという点ではサラリーマンのほうがきつい。

職人は技術を持っていれば一つの会社を辞めても同じ条件の働き口を見つけやすいが、サラリーマンは大手企業であるほど再就職の条件は悪くなる。


いわゆる「潰しが効かない」のがサラリーマンで、一度正社員でなくなると再び正社員になるのは難しい。

職人には出世がないので部長や課長になる事はなく、能力給以上の昇給というのもない。

その代わりリストラで正社員でなくなって給料が半額や3分の1になる事もない。

スポンサー リンク


スポンサー リンク