決裂した2度目の米朝会談から北朝鮮の態度が豹変している
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米朝首脳会談の決裂と北朝鮮の変化

北朝鮮の国営テレビは19年4月18日、金正恩が、新型誘導兵器の実験を視察したと報道しました。

新型の誘導方式によってさまざまな標的に命中させることが可能だと説明したが、それが何かは明かさなかった。

この視察を巡って様々な憶測が飛び交い、北朝鮮は再びミサイル発射を再開するとの予想も出ている。

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2019年2月28日にトランプと金正恩は2回目の米朝首脳会談を実施したが、合意せず事実上決裂しました。

一日目は終始なごやかなムードだったが、2日目11時ごろの首脳会談では2人の表情が豹変していた。

金正恩は口をとがらせて睨みつけるような表情をし、机の上に肘をつく横柄な態度を取っている。


朝鮮半島では年長者を敬って背筋を伸ばすことに決まっており、それが格上の国の代表ならなおさらです。

後に明らかになったのは、この会談でトランプが核査察とミサイルの廃棄および検証を要求し、北側は拒否して決裂した。

首脳会談を境に北朝鮮は再び挑発的な言動が目立つようになり、「アメリカが謝罪しないなら鉄槌を加える」などと言っていた。


4月になって北朝鮮は「アメリカが謝罪し態度を変えるなら、3度目の首脳会談を実施しても良い」と横柄なコメントを発した。

これが意味するところは「困っているので首脳会談して欲しい」という事で、北側が首脳会談を望んでいる。

アメリカは核査察などを要求するので北側には脅しのカードが必要で、それがミサイル実験再開や新型の誘導兵器です。



アメリカの弱みと中ロの思惑

アメリカが首脳会談に応じ、核査察やミサイル廃棄を求めず、北を経済支援をするためにはよほどのカードが必要です。

首脳会談に応じないなら核実験あるいはミサイル実験を再開し、長距離核ミサイルを配備するなどが考えられる。

最近北朝鮮はミサイル搭載可能な潜水艦を建造している情報があり、新型ミサイルは潜水艦搭載型かも知れない。


ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は強硬派で知られ、「北が核査察とミサイル廃棄を実施しない限り首脳会談に応じない」と発言している。

トランプ大統領は気に食わなければすぐ更迭するので、もしボルトンが更迭されたらトランプは北に謝罪すると見て良い。

北朝鮮は韓国に届くミサイルやロケット数千発、日本に届くミサイル数百発、グアムに届く長距離ミサイルも保有している。


北朝鮮の背後には中国とロシアが支援しており、アメリカが北を攻撃すれば中ロも参戦する。

おそらく中ロは朝鮮戦争時と同じく、朝鮮半島北側を防衛するだけだが、アメリカは全面戦争を避けるため北への全面攻撃はできない。

するとベトナム戦争と同じような膠着状態になり、最終的にアメリカは負ける(北朝鮮を占領できない)可能性が高い。


ここにトランプの弱みがあり、せいぜい金正恩を狙い撃ちするような限定的な攻撃しかできない。

アメリカは北朝鮮への制裁を続けることで経済的に締め上げて、北が強大化しないようにする。

最悪なのはクリントン時代のように、核の凍結やミサイル実験停止で見返りを与える事で、アメリカが軍事支援するのと同じになる。

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