ブックオフの新型店舗には電子レンジなどが並んでいる
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画像引用:ブックオフ/千葉県市川市に総合リユース大型店(2016.06.03)|流通ニュースhttps://www.ryutsuu.biz/topix/i060309.html



ブックオフが万年赤字から脱出

中古書籍やCD、DVD買取販売のブックオフは、市場の縮小によって連続赤字だったが、急回復し20億円のプラスになりました。

再建計画では2021年に経常利益20億円だったが、2年早く達成し次は30億円を目標とする。

ブックオフの売上高は13か月連続で前年比増と、不振がウソのような好調ぶりだが何があったのでしょうか。

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直近では書籍、アパレル、スポーツ用品、貴金属・時計・ブランドバッグが好調だったとされているが、販売品目が様変わりしている。

従来ブックオフの主力商品は本、CD、DVD、ゲームソフトだったがどれも売れていない。

ちょっと前の売り場ではどこも人が少なく、コミックコーナーで若者が立ち読みしているだけだった。


人々は本を読む時間をスマホなどのネット閲覧に切り替えたため、電子書籍を含めて読書時間が減少している。

CDはネットストリーミングやネット動画に替わり、DVDもネット動画に、ゲームの主力もスマホに移行した。

こうしたソフトメディア商品は「時間を奪い合う」性質を持っていて、人々の時間を長く掴んだ者が勝者になる。


ブックオフが生まれたころはファミコン、CD、VHS、コミック本、一般書籍の全盛期でした。

今はこれらは全てネット上に置き換えられていて、ゲーム機ですらネット対戦が主流になっています。

人々はネット上の仮想空間で大半のコンテンツを接するようになり、現物を買う必要がなくなった。



時間を売るのをやめて商品を売る

こうしてコンテンツを収録するCDや本のようなメディアは、絶滅しないまでもマニアの収集品の意味しか持たなくなりました。

ブックオフの再建計画はこうしたソフトメディアから離れ、服とか装飾品とかバッグやスポーツ用品のような「身に着けたり使用する物」に品目を転換した事になる。

どちらも同じ「物」だが身に着けるバッグはインターネットと時間を奪い合う必要がない。


ブックオフではリユース商品と呼んでいるが、もう中古書店中心ではなくブランド物やアウトドア用品、スポーツ用品中心になる。

ホビーやフィギュア、玩具のような「オタク商品」も重視していて、コミック購入者と客層が被り売りやすいという。

そのうち鉄道模型とかも売り始めるのかも知れず、ハードオフに似てきている。


ハードオフとブックオフは名前も店舗も似ているが別々の会社で、創業者2人は友人でブックオフ社長の指導でハードオフができた。

連続赤字に陥ったブックオフに比べ、様々な中古商品を扱うハードオフは低空飛行ながらも堅調に推移している。

ネット上のメルカリやヤフオクに食われているが、手続きが簡単で確実に売れる実店舗を好む人は多い。


また実店舗で隠れたお宝を探す楽しみもあり、店舗で買ってネット転売する人も居る。

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