景色はいいけどインターネットはない
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ニューヨークの9割はブロードバンドではない

90年代にインターネットが始まった時、都会で働く必要がなくなり、田舎でも自由に暮らせるようになると言われていました。

現実はどうだったかというと、日本でも世界でもインターネットによって田舎の過疎化が進んでいます。

日本でも今もインターネットがない集落が存在するし、スマホのネット機能が使えない村は多い。

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アメリカでは人口の1割に相当する約3000万人が低速度回線しかない過疎地域に住んでいる。

アメリカの国土面積は日本の25倍で人口は3倍なので人口密度は8分の1、日本は国土の1割で人口の9割近くが住んでいると言われている。

つまり日本ではアメリカの総面積の250分の1の面積でスマホやネットを使えるようにすれば、ほとんどの国民がサービスを受けられる。


アメリカも都市化率が高いが国土の1割と言っても日本の25倍、都市の外には広大な荒野や山地や農場が広がっています。

人間の目線で地平線までの距離は約5キロですが、アメリカには50キロの間に農地しか無かったり、荒野や砂漠といった地形が多い。

そうした場所でスマホやネットを使えるようにするにも都市部と同じコストが掛かってしまうので、空白地帯になっている。


例えばニューヨークは全米最大の都市ですが、マンハッタン等があるニューヨーク市以外は数年前までインターネットが使えませんでした。

ニューヨーク市の面積はニューヨーク州の約1%にすぎず、他の99%の地域では低速回線かインターネットなしでした。

低速回線というのは写真1枚ダウンロードするのにもたもたし、動画再生でカクカクするようなやつです。



アメリカでは電話が通じない田舎がある

ニューヨーク州知事は「全ての家庭にインターネットを」を公約に当選し、改善されてはいるが徐々にしか広がっていない。

面積で1%の都会に住民の多くが住み、99%の面積では牛の方が多いので、投資する企業が現れず州の補助を受けないと利益が出ない。

これが全米でもっとも進んでいるニューヨーク州の実態なので、他はそれ以下という事になる。


アラスカとかの田舎のドキュメント番組では、住民同士が無線で話していて「かっこいい」と思いますが、あれはネットはおろか電話すら通じないからなんですね

アメリカは面積が日本の25倍で人口密度が8分の1なので、全土をカバーしている通信会社は存在しません。

しかも都市部や町から出ると広大な荒野には基地局がないので、街に近づかないと電話が通じません。


IT企業は小型人工衛星をたくさん打ち上げて、すべての場所で通信できるようにするとか言っています。

アメリカではネット料金と電話料金も高く、とくに地上のネット回線は月1万円以上はします。

日本ではネットを使うだけなら4000円以下なので3倍近く、先進国の中でも飛びぬけて高い。


スマホ料金も2018年の総務省調査では、通信量5ギガで約6000円と世界2位の高額料金(1位は日本)でした。

アメリカの田舎の収入は大都市の3分の1くらいなのにネットや通信料金は同じ、しかも金を払ってもサービスがない地域が多い。

こうした事があるのでアメリカでも田舎はますます廃れて、大都市だけが栄えています。

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