リーフのようなEVを多く売ったメーカーは優遇される
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画像引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html



新燃費規制はメーカー別

外国では「CAFE」という自動車メーカー別の燃費を重視し、達成基準を設けている国が多い。

アメリカでは1978年に導入され年々強化され、当時リッター5キロ程度しか走らない車もあったが低燃費化が進んだ。

2007年の基準はリッターあたり約11.7km、2016年は約15km、2020年にもさらに強化されると見られている。

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EUはVW騒動で燃費と排出ガス両方に批判が高まり、企業ごとに燃費基準を達成しなくてはならない。

EUの新燃費規制は非常に厳しく、旧型プリウスでも達成できず、ガソリン車で達成できるのは1車種もないと言われる。

そこで欧州メーカーは今血眼になってEVやPHVを開発し、売れる車を作ろうとしています。


日本はこうした欧米の流れから距離を置いてきたが、経済産業省は日本でもメーカー別燃費規制を始めると発表しました。

今まで日本では車種別に燃費規制をクリアすれば良く、大型車を多く販売するメーカーが不利益を受ける事は無かった。

メーカー別燃費規制になると、大型車専門のメーカーはEV以外販売できなくなったり、小型車も売る必要がでてくる。


トヨタや日産は自社ブランドでダイハツやスズキや三菱の軽自動車を販売しているが、販売企業と製造企業どちらにカウントされるのかは分からない。

もしOEM販売分もメーカー別燃費にカウントされるなら、軽を売りたいメーカーが増えるかもしれない。

輸入車が含まれるのかも今の時点では不明だが、規制対象ならジャガーやロールスやアメリカ車は非常に不利になる。



2020年より30%以上改善

経産省が示した指針ではメーカー別の規制と同時に、ガソリン車やHV、EVなど個別の規制も儲けられる。

ガソリン車は2020年時点より30%から50%の燃費改善、HV車は同様に30%から40%の改善が求められる。

EVは目標なしだが、メーカー別目標を達成するためには、EVの販売割合を増やす必要がある。


内燃機関エンジンは年1%ほど燃費が改善されていると言われているので、他に実質20%の燃費向上が求められる。

具体的には車の重量を減らすのが有効で、プリウスよりアクアを多く売るように小型化すれば達成は可能です。

ダイハツやスズキのように軽自動車専門メーカーも2020年時点から30%燃費改善を求めるのかは今のところ明らかになっていない。


軽専門メーカーは最初から平均燃費が優れているが、何らかの改善目標は示されるでしょう。

メーカーにとって売りにくくなるのは燃費が悪く台数が売れている大型ミニバンで、トヨタや日産の3ナンバーミニバンは問題視されるでしょう。

3ナンバーミニバンはHVでも実質リッター10キロというところで、メーカーのお荷物になる。


新規性によって国内販売車は「小型化」「EVやHV化」が進むでしょう。

商用車やトラックは小型化できないので、HVやPHV、EVなどが登場してくる可能性がある。

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