おかしいのは働き方ではなく、働かせる会社
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新卒者の3割超が3年で退社

厚生労働省によると新卒採用者の3割以上が3年以内に退社していて、今や珍しくもないという。

中途採用者はもっと多いでしょうから、採用した4割ほどが3年以内に会社を辞めていることになる。

企業はかなりの労力をかけて面接したり学校に働きかけているが、退職するとすべて無駄になってしまう。

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終身雇用どころか平均勤続年数が10年未満の会社がどんどん増えていて、従来の考え方は通用しなくなっている。

企業側の採用方法や採用基準、そもそも会社のありかたとか働き方などが間違っている可能性が高い。

就職する側としても新卒社員がどんどん辞めている会社が働きやすい筈がなく、苦痛でしょうがないでしょう。


雇う側も苦痛だし雇われる側も嫌でしょうがないけど、仕方なく働いているのではないでしょうか。

世の中がこうなると昭和の日本企業のように生涯同じ会社で働く人は、ほとんど居なくなると考えられます。

外国ではステップアップするために会社を辞めるのは当たり前で、日本人には考えられないような転職をします。


割と有名な一流自動車メーカーで開発を任されていたような重役が、ある日ライバルメーカーの社長に就任するなどです。

超一流IT企業で億単位を報酬を貰っていた人が、別なIT企業に引き抜かれた事もありました。

ハリウッドやシリコンバレーでは社員なんてのは流行らず、プロジェクト毎に優秀なスタッフを集める事が多い。



働き方より「働かせ方」を変えた方が良い

例えばテスラという自動車メーカーを始めるとなったら、世界中から優秀な人を集める。

日本ではこうはいかず、優秀な人ほどどこかの会社に固定しているので、新たなプロジェクトに参加しない。

これが日本の流動性のなさで、スマホやAIやIT事業で後れを取る一因にもなりました。


日本ではまったく新しいプロジェクトを始めるには、まず自社の社員を教育するところからなので、10年はあっという間に過ぎます。

アメリカやインドでは今いる社員を首にして技術を持っている人を採用するので、サイクルが非常に早い。

ITで外国に勝とうと思ったら日本もそうならざるを得ず、年功序列を守っていたら競争に勝てない。


就職した人がすぐ辞める会社の共通点は、その人の能力や技術と関係ないことをやらせたがる。

日本企業は技術者のプログラミング技術より「おじぎの角度」「名刺の受け取り作法」「上座下座」を教えたがる。

あるいは段ボール運びとか倉庫の整理とか、専門分野ではない事をどれだけやったかで人物評価したりする。


他にもっと重要な作業があるのに「草むしり」とかお茶出し、コピー、を優先させている会社も多い。

社員やバイトに「草むしり」させている会社は、雑草処理を業者に頼むより生産性が低いという事になります。

労働者の働き方をあれこれ言う会社ほど、働かせ方に問題がある。


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