中国国産車や日本車に圧倒される現代自動車
190416 Hyundai at Auto Shanghai 2019_GPR_2 (all-new ix25)
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日本車キラーも見る影なし

2010年頃に日本車キラーとして世界で売れていた韓国の現代自動車だが、今は逆風を受けている。

同じく韓国のサムスン電子は中国製スマホ台頭によって、ついに中国でのシェアがゼロ%になり工場を閉鎖している。

現代自動車も中国で販売不振に陥り、一部の工場を縮小や閉鎖に追い込まれている。

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中国販売は5年連続減少で6年目も順調に?減少してる最中です。

2019年3月まで北京現代の販売台数は約13万台と、全盛期だった2015年の約28万台の半分以下になっている。

バスやトラックなど商用車に至っては僅か1210台しか売れず、2017年3月までの1万1160台と比較して10分の1に減少した。


起亜車(現代傘下)を販売する東風悦達起亜は僅かに前年(約8万2千台)を上回ったが、2016年との比較では半減している。

このように現代グループの中国での販売台数は3年程度で半減していて、きっかけは韓国のサード配備でした。

中国の自動車販売の半数程度を官公庁や国有国営企業、公的な企業が占めていて、中央の指示を受けている。


中韓の関係悪化で一時的に韓国車の購入を控えたのは事実だが、1年程度で解除されている。

2012年ごろ日本車の抗日デモで同じようにボイコットされたが、その後は回復しドイツ車のシェアを上回っている。

韓国車は今が底で来年から回復する可能性はあるものの、車の評判自体がそれほど良くない。



中国国産車に食われている

中国で日本車がボイコットされたときは、車は優れているが愛国心があるから買わないというような事だった。

その後「愛国心」は薄れてしまったのか、日本車に乗って石をぶつけられる事はなくなり、販売は回復した。

現代にとって不都合なのは日本車よりやや劣るが価格の安さで勝負していたのに、日本車との価格差が小さくなっている。


同時に中国国産車の進歩によって「日本車より安い」ポジションが奪われてしまっている。

中国国産メーカーの販売シェアは2013年に15%だったが、2019年は25%超になり、その分減ったのは韓国車だった。

現代自動車は財閥企業であり、サムスンと同じく創業者一族が経営権を握っている。


80歳を超える鄭夢九が今も会長に留まっていて、SUV嫌いで知られていて4ドアセダンしか車と認めていない。

このため中国で人気急上昇のSUV投入が大幅に遅れ、グループ傘下の起亜自動車にすらシェアを奪われた。

2018年に相次いでSUVを投入し、2019年は販売増が期待されていたが、北京現代は1月から3月も前年比18%減少した。


これは想定外だったようで、現代以外の中国自動車販売全体も頭打ちになり、前年比で減少が続いている。

中国の自動車販売はおそらく全盛期を過ぎたので、市場が停滞する中で現代が失地回復するのは簡単ではない。

現代・起亜車の中国市場シェアは2011年から2014年まで10%以上だったが、現在は4%以下でさらに低下しようとしている。

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