バイクに乗るアメリカ人は激減している
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アメリカでもバイク離れが進んでいる

どんな商品でも世界最大の市場はアメリカで、最近は人口の多さから中国も台頭してきている。

ことオートバイに関してはアメリカでは消滅寸前で、まったく売れていないし乗っている人も少ない。

日本では若者のバイク離れと言われていて、2輪車販売台数は37万台と全盛期の10分の1に減少した。

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一方で2輪車登録台数は1095万台で、90年代より減ったが80年代のバイクブームの頃とあまり変わっていません。

さらに51㏄以上の登録台数では、80年代や90年代より増え、2017年は史上最多の534万台になっていました。

80年代や90年代の日本では、バイクブームといってもほとんどは原付のパッソルとかで、51㏄以上に乗っている人は現在より少なかったのです。


アメリカではどうかというと新車販売台数が約48万台で、登録台数は867万台で現在も減少中です。

販売台数では少し上回っているものの、登録台数は日本の約8割で、人口が日本の3倍近く若者はもっと多いのを考慮すると、非常に少ない。

アメリカでバイクに乗っている人は日本の3分の1以下しか居ないと言えば、どれほど少ないかが分かります。


アメリカで最も多く売れているバイクは意外にも150㏄スクーターで、日本製ではなくイタリア製でした。

110㏄から155㏄の小型スクーターは世界的に大人気だが、アメリカでも販売台数1位になった。

ただし2位以下はハーレーや大型ツーリングバイク、カワサキなどの高性能バイクが並んでいる。



上位3か国で1億2千万台販売

アメリカでバイクの登録台数が多いのはカリフォルニア、フロリダなど気候が温暖な州だけで、アラスカとかでは売れません。

アメリカではコーナーを攻めるようなレーサー風バイクは人気がなく、ハーレーのような大型バイクの人気が高い。

ハーレーの米国内のシェアは(大型車部門でで)50%以上もあり、日本メーカーのバイクを引き離している。


興味深いことにアメリカの新車販売台数と日本での51㏄以上の新車販売台数を人口比にすると、かなり近い数字になっています。

そして英仏独など欧州のバイク販売台数も、人口比で表すと似た値になっています。

新車販売台数はフランス約30万台、ドイツ約10万台、イタリア20万台などどこもパッとしない。


バイク生産国のイタリアとドイツでも、若者のバイク離れが進んでいて、先進国はどこも同じ状況です。

バイクが売れているのは1位中国、2位インド、3位インドネシア、東南アジアで、上位3か国で1億2千万台も売れました。

中国で売られているバイクの3分の2は電動で、ガソリンバイクだけだとインドよりも少ない。


対して先進国はどこも10万台から40万台なので、すべての先進国を合計しても数百万台です。

先進国で売れる大型バイクは価格が高いが、それでも5倍以内しか違わないでしょう。

バイクメーカーにとってはインドや中国のほうが日米欧より遥かに重要だという事になる。


バイクメーカーの悩みは人々が高所得になるとバイクに乗らなくなることで、先進国ではマニア向けのニッチ商品になってしまう。


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