シリコンバレーの車上生活者、家族で住む部屋を借りると年500万以上かかる
WRT
画像引用:Business Insider India、Photos show what it's like for Silicon Valley's 'working homeless,' who live down the street from tech giants



老いるシリコンバレー

アメリカでは最近、シリコンバレーやサンフランシスコといった超人気都市から若者が出て行っている。

シリコンバレーはアメリカだけでなく世界のiT産業の聖地とされ、サンフランシスコ市に属している。

サンフランシスコ市はカリフォルニア州に所属しているが、同州は2018年にイギリスGDPを上回った。

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アメリカはそれぞれの州が「国」で、合衆国は国の集まりなので、カリフォルニアは世界第5位の国になった。

カリフォルニア州のGDPは約2.8兆ドル(300兆円)以上で、日本のGDP550兆円と比較しても半分以上に達する。

カリフォルニア州の人口は約3980万人なので、同州の一人当たりの所得は日本人平均の1.5倍程度です。


ITのシリコンバレー、演劇のハリウッド、農業のセントラルバレー、人口380万人のロサンゼルスなどを抱えている。

絶好調の経済が労働者を引き付け、優秀なエンジニアや起業家が集まったが、若者が逃げ出している。

カリフォルニア州は2010年まで年10万人ペースで人口が増えたが、次第に鈍化し2018年は3万8000人増に留まった。


これは入ってくる人に比べて「出ていく人」の割合が徐々に増えているのを意味している。

さらに詳細な分析では、入ってくる人は成功した富裕層が多く、出て行っているのは若者が多かった。

アンケートではIT企業などで働く34歳までの技術者の40%が、サンフランシスコから出ていく予定だと回答している。



年収500万超でもホームレス

カリフォルニア州に転居してくる人々の平均像は年収5万ドル(約545万円)以上、大卒なのは当然で高いIT能力を持っている。

有名IT企業では年収1000万円も当たり前で、彼らは住居費が高くてもそれ以上の高収入を得ている。

サンフランシスコ市の平均家賃はワンベッドルーム(2人用ワンルーム)が34万円、家族用マンションだと50万円にもなる。


サンフランシスコ市では世帯(4人家族)収入1300万円以下を低所得世帯と見なして補助金を出しているほどです。

平均家賃が34万なので年408万円、これだと年収600万円でも家賃を引くと190万円、税金や年金も引くと数十万円しか残らないでしょう。

なので独身者は複数で部屋を借りるシェアハウスに住むが、それでも一人15万円くらいかかっています。


郊外に出れば月10万円以下に抑えられるが、日本の感覚では家賃3万円程度の物件に10万円も払っています。

最近アメリカの大都市では車の中に住む車上生活者が急増し、会社の駐車場やスーパーの駐車場などに住んでいる。

ホームレスのテント村も急増し、全米の25%のホームレスがカリフォルニア州に存在している。


アメリカ全体のホームレス人口は約55万人で路上生活者は3分の1なので、計算すると同州には13万人のホームレスと4万5千人の路上生活者がいる。

なおアメリカでは「1年に一晩でも自宅以外での生活を余儀なくされた人」なので、常にこれだけの人数が路上にいる訳ではないです。

それでもカリフォルニア州全体で1万人くらいの人が路上(車上)生活を強いられています。


驚くのはホームレスであっても無職や低収入とは限らないことで、年収500万円以上でも家に住めない人は存在しています。

さっきの計算では家族4人で暮らすマンションを借りるには年500万円以上の家賃がかかるので、バスの中とかで暮らす方が安いのです。

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