このくらいの中古住宅がアメリカでは約3000万円、自分で修理すれば永久に使える
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画像引用:【世界の家】アメリカの住宅事情https://www.arceight.co.jp/wp/?p=1772



日本の新築信仰は宗教

日本では新築住宅を好む人が非常に多く、新築信仰とも呼ばれているが、アメリカでは正反対です。

世界的には新築オンリーという国は少数で、古い住宅を何十年や何百年も使う国があります。

日本は木造で外国は石造りやレンガやコンクリが多いという理由もあるが、アメリカでも木造住宅の方が多い。

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アメリカでも一般向け住宅の8割程度が木造なので、鉄筋コンクリートやレンガだから長く使っている訳ではない。

売買されている中古住宅のほとんども木造で築20年から40年以上、100年とか200年の物件も売買されている。

日本では築20年でほとんど資産価値がなくなり、築30年で「廃屋」扱い、解体費用の分だけ土地価格から値引き要求されます。


日本で築30年の家を買って、もう30年使うためにリフォームすると、およそ1000万円以上かかります。

新築費用が3000万円かかるとして1500万円でも半額なのだが、多くの人は新築を選択しています。

経済的には合理性がない行為だが、おそらく中古住宅を買って親戚や知人から「中古なんか買ってる」と見下されるのが嫌なのです。


親戚が集まれば間違いなくそんな話になり、新築一戸建てに住んでいる人は鼻高々で「中古に住んでいる貧乏人」をマウンティングしてきます。

これを背後で仕組んでいるのが日本政府で、新築一戸建ては経済政策として即効性があるため、戦後ずっと多用されてきました。

30年で「廃屋」になる分譲住宅を大売り出しして景気を浮揚させ、その時だけ好景気を演出するのに使われます。


「新築住宅減税」などを政権が打ち出して来たら、間違いなく政権末期で、しかも経済政策は無能です。



日本人は住宅にアメリカ人の何倍も払っている

アメリカの中古住宅価格の平均は約3000万円で、土地付きなので手ごろな値段であり、新築よりずっと人気があります。

アメリカの家は日本の2倍以上の広さがあるので、新築で建てるのは富裕層だけで、庶民は中古住宅を買って自分で治します。

アメリカにはろくな大工がおらず、修理もできないのに高額料金を吹っかけて来るから、自分で治す文化が定着しています。


トムソーヤーの冒険という古い小説では少年たちが屋根のペンキ塗りとかをしているので、昔からそうだったようです。

中古住宅の平均価格が約3000万円でアメリカ人の世帯年収中央値は660万円なので、年収4.5年分で大きな住宅が買えます。

日本の世帯年収中央値は545万円で新築住宅(土地付き)平均価格は4000万円超なので、年収の7年分以上で購入しています。


しかも日本の新築住宅はアメリカの中古住宅の半分(なら良い方)しかなく、寿命も半分くらいなのです。

これを考慮すると日本人はアメリカ人より住宅に2倍、3倍も高いお金を払っているのです。

狭いのは仕方がないにしても、日本の新築住宅が30年で廃屋になるのは中古住宅を修理しないからで、修理しやすい設計にもなっていない。


日本で近代的な一戸建て住宅が普及したのは戦後、ドラえもんやサザエさんが一戸建てに住むようになってからの事でした。

それ以前の普通の人は長屋とか安アパート、共同住宅や借家、今の価値観では家と言えないようなバラックが多かった。

田舎でも豊かな農家は立派な一軒家に住んでいたが、大半の小作人や次男坊は貧しい家に住んでいました。


だから日本ではまだ長く住宅を使って、修理して数百年使う文化がなく、ぼったくりが横行しています。

もういい加減、住宅にアメリカ人の何倍もお金をかけて、30年しか住めない新築を建てるのは辞めた方が良い。

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