欧州で売れているヤリス(ヴィッツ)HV、低燃費が評価されているようです
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画像引用:https://i.ytimg.com/vi/0U-Ydy34l5U/maxresdefault.jpg



EVとHVが今後共存する

長い間HV(ハイブリッド)車が売れるのは日本だけという状況が続いていたが、風向きが変わりつつある。

最近EVの世界販売が年60%増のペースで拡大しているが、同時にHVも年10%以上は成長している。

伸び率はEVより低いものの、EV対HVではなく「EV&HV対ガソリン車」という構図になっている。

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2018年にEVは約140万台(PHV除く)売れ2019年は220万台以上、対するトヨタHVは18年に166万台、2019年に200万台を計画している。

ホンダHV、日産HV(e-POWER)、三菱、スズキなども数十万台を販売するので総数としては300万台に達するかも知れない。

EVが年60%成長しHVが10%成長だとすると2021年に逆転されそうだが、食われるのは既存のガソリン・ディーゼル車になる。


既存ガソリン車があらかた絶滅した後で、HVとEVの生存競争が始まるのでしょう。

1000㏄以下のようなガソリン車は低コストで製造できて燃費も大型HVより良いので、最後まで生き残る。

HVは充電設備が不要で今ある給油所で給油できるというメリットがあり、給油も充電も可能なPHVも存在します。


だが給油できる事はEVが普及しガソリンスタンドが少なくなれば、いずれ欠点に変わるかも知れない。

既に日本の離島では給油所が充電所に替わり、レンタカーや乗用車がEVになった島もあります。

今後はまず山間地や過疎地がGS閉鎖で給油困難になり、次いで田舎町でも給油所の数が減少します。



日本以外でHV販売が好調

給油困難になるといくらガソリン車やHVが好きでも、EVかPHVしか選択肢がなくなる。

10年後には固体電池でバッテリーの性能が現在の数倍になるので、軽トラなどもEVで数百キロ走行可能になる。

それまでの10数年間はEV、HV、ガソリン車が混在して走る時代になるでしょう。


2019年第1四半期(3月まで)にトヨタは欧州で13万0300台、前年比15.2%増を販売しました。

同時に欧州ではEV販売も急増しているので、ユーザーは従来型自動車からEVやHVに乗り換えている姿が読み取れる。

欧州はやや景気低迷していて、2019年の成長率は平均1%台と日本と同じくらいになっている。


ガソリン価格は高止まりなので、EVと同時に、燃費が3割以上改善されるHVにも関心が集まっている。

欧州で売れたHVはヤリス(ヴィッツ)、C-HR、プリウスαで小型低燃費車の関心が高いのが分かる。

HV不毛の地だったアメリカでも、トヨタはHV車の生産を増強、アメリカではベストセラーのRAV4などでHVを投入する。


プリウスのような「エコカー」はアメリカ人に受けなかったが、SUVのRAV4やC-HR、高級車のレクサス ESなら売れると踏んでいる。

アメリカのガソリン価格は日本の半額なので低燃費車の需要も少なく、リッター10キロも走れば大満足という事なのでしょう。

だがカリフォルニア州など燃費規制が年々厳しくなる中で、ガソリン車にHVを持つメーカーは競争上有利になる。


今やフォードのフルサイズカーですら、燃費規制のために小型エンジンを搭載したり出力を落としている。

同じ重量ならHVは3割以上低燃費化できるので、ハイパワーの大型車でも燃費規制をクリアできる。

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