中国における高級ミニバンは富の象徴であり、高級タクシーとしても人気
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画像引用:http://i0.chexun.net/i/DealersShop/Uploads/2018/4/dealer_default_23883dc768554d6ca480db5e2e83c691.jpg



中国で日本車だけ販売増のなぞ

中国は2018年に自動車販売が前年比マイナスになり、2019年も前年比減が続くが、日本車の販売だけが伸び続けている。

その原動力はセダンや売れ筋のSUVとともに、最近中国で急速に販売数を伸ばしている高級ミニバンでした。

ライバルのドイツ車やアメリカ車、韓国車にはセダンやSUVはあるがミニバンは持っていない。

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中国自動車販売は2018年6月を最後にマイナスに転じ、18年通期では4.1%減少の2370万台でした。

2019年も前年割れが続き、1月は-16%、2月は-13.8%、3月は-2.73%と下げ幅を縮小したが、4月は再び-14.6%になった。

中国は年度前半に景気後退すると、政府が景気対策を行い後半に盛り返す傾向があり、19年も後半に大型景気対策が予定されている。


チャイナショックの2015年頃にも前半減少し、後半盛り返したことがありました。

19年1月から4月までの合計で中国、ドイツ、米国、韓国はいずれも前年比マイナスだったが、日本車だけが+5.1%だった。

比較的好調なドイツ車も-5.7%、韓国車は-6.1%、米国車は-26%、フランス車は-62%だった。


販売シェアでは中国車が約40%、ドイツ車が23%、日本車が約20.7%とドイツ車に迫っている。

日本車躍進の理由は高品質や信頼性、デザインなどだが、それだけなら他の国の車種も悪くない。

決定的な違いは日本車には「乗用ミニバン」があるが他の国には無い点でした。



日本製高級ミニバンがブーム

中国ではセダンの人気が落ちてSUVが売れているが、トヨタ・ホンダ・日産の主力車種は販売増加した。

レビン(カローラ)は45%増、シビック33%増、シルフィ(日産)は21%増で車種別販売2位だった。

中国全体でセダンは前年比11%減、SUVも前年比14%減だが、日本車はSUVでもそつなく販売数を確保した。


注目はMPVに分類されているミニバンで、中国全体ではマイナス22%の大幅減少になった。

最近中国ではアルファード、ヴェルファイアのような「高級乗用ミニバン」が富裕層向けに売れている。

その値段は驚くことに1500万円から2000万円もする(日本では約330から730万円)がすごい人気だという。


3ナンバー高級ミニバンは富裕層が運転手付きリムジンのように使うほか、小型ミニバンの人気も高まっている。

このタイプの高級ミニバンや乗用ミニバンは、ほぼ日本車にしか存在しない。

ドイツのミニバンは商用車だし、アメリカでは「ママカー」と言ってママが子供を乗せるダサい車という事になっている。


どちらも男性向けのファーストカーとしては、見た目からしてピンとこない。

不振の中国自動車市場の中で高級ミニバンは成長ジャンルと見られていて、日本車は勿論米独勢も新型車を投入する。

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