アメリカの出生率が急速に日本に接近している
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アメリカの出生率も日本と同水準に

アメリカの出生率は長い間2.0を上回っていたが、現在は1.9を下回りどんどん下がっているのが分かった。

1973年に一度2.0を下回ったが1989年に回復、2010年に再び2.0を下回り、2018年は1.7だった。

出生数は378万で2007年から減少が続き、2018年は1986年に次ぐ低水準になった。

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出生率のグラフを見ると景気の影響を受けていて、ベトナム戦争から80年代後半まで2.0を割り込んでいる。

90年代から2007年までは高かったが、リーマンショックを契機に下がり始め、2010年から長期低迷している。

このまま出生率と出生数減少が続くと、出生率が1.5以下になってしまい、欧州や日本と変わらなくなる。


日本の出生率は1.43程度で、2005年の1.26を境に上昇し始めたが、2.0に回復する気配は見えない。

世界全体では1950年の平均出生率がは4.7だったが、2017年は2.4人に減少していた。

地域別では出生率3.0を上回っているのはアフリカだけで、中南米は2.0以上で他は2.0未満だった。


ほとんどの国で出生率が低下傾向にあり、2050年に2.0を超えているのはアフリカだけという予想もある。

出生率は女性の学歴や収入と大きな関係があり、高学歴高収入になるほど出生率は下がる。

アメリカは移民によって出生率を維持してきたが、もう移民を増やせないほど人口が増えている。


人口減少スパイラルは既に始まっている

出生率を回復するには育児や教育の無償化や、女性の地位向上などが有効とされるが、これらの政策が出生率を低下させる可能性もある。

女性の地位が向上し安定したら、今よりさらに結婚する理由がなくなり、子供を産む必要もなくなる。

欧州各国は女性の地位向上と育児などの無償化を推し進めたが、2018年に出生率2.0を超えた国は一つもなかった。


アメリカでは中高年にくらべて10代や20代の出生率が低い傾向があり、将来さらに出生率が下がるのを暗示している。

人種別ではヒスパニックが2.0、黒人が1.9、白人は1.6、アジア系は1.5となっている。(2017年)

全ての人種で出生率が低下しており、以前は3.0あったヒスパニックも2.0まで低下している。


現在も若者ほど出生率や出生数が少ないのを考えると、1.5になるのも時間の問題に思えます。

ちなみに日本で最も出生率や出生数が少ないのはバブル世代で、現在の若者はそれよりは少し高い。

すでに米国の新生児数は減少しているので、今後高齢者が増える間は人口増が続くが、若者の人口は確実に減り続ける。


まず新生児が減少し、次いで子供の数が減少、労働人口が減少し、最後に総人口が減少し始める。

この人口減少スパイラルは避けがたい事で、今後段階的に低い年齢の人から人口減少していく。

すでにアメリカでは10代の若者が少子化世代になっていて、彼らが成人して子供を産んでも人口は減少してしまう。

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