電気料金は全国一律だが、水道とガスは何倍も格差がある
なら電力会社のように大規模広域化して政府が価格統制すれば良い
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画像引用:https://www.tainavi-switch.com/image/2047/



水道料金の格差が大きすぎる

水道料金を値上げする動きがあり、民営化と絡めて「民営化するから値上げする」という指摘もあるが、そう単純でもない。

水道は現在市町村ごとの水道局で運営されていて、町や村の水道は財政破綻している。

老朽化した設備は更新されず、このままでは水道を辞めるか料金を10倍にするしかない。

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そこでもう市町村単位の運営は辞めて、JR東日本のように大規模な民営企業にしようという方向です。

民営化すると大都市は一人当たりの負担が少ないので料金が安く、過疎地は一人当たりの負担が大きくなります。

民営化されても価格決定権は自治体側にあるが、民間企業なので赤字なら水道から撤退します。


そこで過疎の自治体は、大幅値上げを認めるか、自治体が補助金を出して低価格に抑えるかになります。

設備の老朽化にともなう工事費用は、もしかしたら国が出すかも知れませんが、公共事業費の大幅増は期待できません。

だから「民営化すると値上がりする」は間違いで、「民営化しなくても、もっと値上がりする」のです。


電気、ガス、水道、石油という資源価格のうち電気と石油はほぼ全国一律価格で、「うちは電気や灯油が3倍高い」という事はありません。

これは国の政策で大きな価格差がでないようにしているからで、大都市の住民が過疎地の料金を負担しています。

ガス、水道は東京電力のような大規模広域ではなく市町村ごとで、価格統制がないので格差が大きい。



水道とガスは大規模広域化が必要

以前計算してみたら、水道ガスが高い田舎では、安い都市部より生涯(50年間)で600万円も多く支払っています。

http://www.thutmosev.com/archives/79317270.html『水道&ガス料金の格差 田舎は生涯600万円以上も多く支払う』

水道料金は一般的な家庭でひと月に使う、20m3当たり3000円前後という自治体が多い。


20m3当たりが安い自治体は1000円前後、高い自治体は北海道に集中していて6000円以上になっている。

北海道は水が余っていそうですが、人口が少ないので1人当たりの負担額が多くなるのです。

過疎地のプロパンガスも大都市の都市ガスの2倍程度を支払っているので、一生涯毎月6000円も多く支払います。


こう考えると電力料金の全国同一価格がいかに田舎に優しいかが分かるが、なぜか電力会社はいつも叩かれている。

完全な自由競争にすると、電気料金も田舎は都会の2倍になるのだが、田舎の人が「電力自由化」をありがたがったりしている。

水道とガスも電力会社のように広域大規模にすれば、全国同一料金になり経営も効率化されるのではないかと想像できます。


一つの村に一軒のガス会社があって商売を独占したり、一つの村がそれぞれ水道局を運営するのは非効率すぎます。

水道料金の全国平均が3200円なら、全国を5つくらいの水道会社に民営化し、全国同一料金にする方法もあります。

水道とガスが全国同一料金になれば、過疎地でも暮らしやすくなるので過疎化対策にもなります。

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