スマホ、半導体、ディスプレイの3本柱が世界一から転落
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画像引用:http://www.toyo-keizai.co.jp/news/images/201708/keizai1_170804.jpg



サムスンの3本柱

韓国ではサムスン電子は唯一至高の存在であり、絶対王者という言い方もされている。

韓国政府の庇護のもとで、労働運動は鎮圧され低賃金、電気料金は国政で格安、税金も優遇を受けていた。

お陰でスマホ、半導体、テレビで世界一になったが、その3本柱がどれも世界一の座を譲ろうとしている。

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まずスマホだが、19年第一四半期(3月まで)サムスンが23%で一位、中国ファーウェイは20%で2位となっている。

中国ファーウェイの追い上げはすさまじく前年比50%増、一方のサムスンは前年比8%減でした。

アメリカでファーウェイを制裁しても新興国や後進国での人気は食い止められず、今年後半に逆転される。


サムスンは折り畳みスマホなど意味不明な新商品を開発したが、どれも低迷している。

2番目の半導体は2018年第4四半期に続いて、19年第一四半期もインテルに1位の座を奪われた。

世界半導体市場の売上高は前年比16%減少、インテルが去年並みを維持したのに、サムスンは前年比34%減少した。


サムスン半導体はDRAMとNAND型フラッシュなどのメモリ半導体製品に偏っており、インテルは年間を通じても世界一位が確実と見られている。

同じ韓国のSKハイニックスも26%減に沈み、韓国半導体の凋落が目立つ。

韓国のは半導体と言っても製造が簡単なメモリーだけであり、インテルと勝負はしていない。



タコの足のように収益源が切り取られる

そしてテレビだが、サムスン製テレビは売上金額としては世界一位のシェアを保っている。

だが中型液晶テレビ、低価格テレビの両方で他社に追い上げられ、高価格テレビを含めて一位を維持している。

液晶テレビでは中国が約32%、韓国が約30%と既に中国が多く、メーカー別ではハイセンス、TCL、スカイワースが世界市場で急成長している。

液晶パネルでもBOEが23%、LGディスプレーが20%など中国の方が多く、主導権を握られている。


液晶以外の高価格テレビ(プレミアムテレビ)ではソニー、パナソニックなど日本勢を抑えてサムスンが48%で世界一位となった。

だが「量産品のシェア減少を高価格品でカバーする」のは日本の家電メーカーが散々やって失敗した戦略です。

低中価格テレビでシェアを握った中国勢は、ファーウェイのように次は高価格テレビに攻め込んできます。


中国でも大画面高画質テレビが主流になると、中国メーカーが大量販売を武器に主導権を握ります。

こうしてサムスンは半導体、スマホ、テレビの3つの収益を失うが、自動車でも低迷している。

サムスンルノーは現代グループに次ぐ自動車メーカーだが、実際にはルノー車や日産車の生産で食いつないでいた。


ルノーと日産の対立や工場ストで第一四半期の生産台数は40%減少し、このままでは存続が厳しくなる。

もともとゴーンのルノー日産拡大戦略に組み込まれていたので、もしグループ再編なら不要な存在になる。

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