今まで何度もキャッシュレスブームがあったが、まともに使えるのはクレジットカードと大手電子マネーくらい
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繰り返されたキャッシュレスブーム

今XXXペイのような新しいスマホ決済が毎週のように登場し、キャンペーンやキャッシュバックを競っています。

だが今から10年くらい前、電子マネーにも同じようなブームがあり、「電子マネーが現金に変わる」と言われていました。

Tポイントやポンタカードのようなポイントカードや、店舗が独自に発行するプリペイドカードブームもあった。

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その前にもクレジットカードやデビッドカードのブームがあり、カード時代だと言われました。

定期的に同じようなキャッシュレスブームが起きたが、日本のキャッシュレス比率は諸外国より低いままです。

日本のキャッシュレス決済比率は2018年に55%で上昇傾向なので、現在は60%に達していると推測できます。


マスコミが言っている「日本のキャッシュレス率20%」というのは個人が買い物する時の決済比率です。

企業間取引や国際取引では現金を持ち歩いたりしないので、日本全体では約6割がキャッシュレスです。

中国のキャッシュレス率は70%超でアメリカも7割くらいなので、実は各国で驚くほどは違いません。


アマゾンなどネットショッピングはキャッシュレスが当たり前だし、日本人だって現金で払うのは小売店の買い物だけです。

スーパーやコンビニやマックでの支払いが、日本はキャッシュレス率20%だというのが、大げさに言われています。

個人がハンバーガーを買って何で支払おうがどうでも良いし、国やマスコミに指図される筋合いはない筈です。



ペイペイブームの実態


スマホ決済ブームはペイペイの100億円キャッシュバックでブームになり、今はラインペイが300億円還元をやっています。

ONE COMPATH(ワン・コンパス)の19年5月調査では、クレジットカード利用率が71.4%、QRコード式は6.6%だった。

調査は「1カ月に1回以上利用する決済手段」アンケートで、電子マネー53.0%、交通系ICカード31.7%、後払い式電子マネー8.4%だった。


買い物でのクレジットカード決済比率は20%以下なので、QRコード式決済の決済比率はすべて合計しても2%以下だと推測できます。

しかもスマホ決済の1回の利用金額はクレジットカードよりかなり少額の筈なので、決済金額比率は1%以下の可能性もある。

ペイペイやラインが100億円、200億円のキャンペーンをしても、利用実態はこの程度にとどまっている。


こうなる理由は実は簡単で、利用できる店がクレジットカード、電子マネー、スマホ決済の順に少なくなるからです。

新しい決済方法の利用店舗数を増やすには、一軒ずつ店を回ってお願いするしかなく、自動で増えたりはしません。

現在クレジットカードは約300万店舗、電子マネーは約50万店舗(JR除く)で利用できるが、スマホ決済は数万店舗に過ぎない。


コンビニは本社と契約すれば全店で利用できるが、そこから増やすには「一軒ずつ訪問してお願いする」しかないので増えない。

クレジットカードがここまで普及するのに50年、電子マネーは15年かかっていて、スマホ決済はきのう始まったばかりです。

どう考えてもスマホ決済がクレジットカード並みに利用できる日は来ないので、遠からずブームは終わるでしょう。

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