EVは10年くらいリーフとテスラしかなかったが、あっという間に100車以上になる
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売り上げ増より参入企業が激増

世界でEV売上が増えているが、それ以上に参入メーカーが増えてしまい、大部分が淘汰されると予想されています。

掃除機のダイソンすらEVを発売しようとしているが、こうしたメーカーが生き残る事はおそらく無い。

米調査会社IHSマークイットによると、今後数年で米国では43の企業が130以上のEVやHVを発売する。

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テスラの市販1号車発売は2008年で日産リーフは2010年発売、高速道路を走行できるEVは長い間2車しか存在しなかった。

ところが今後3年程度であらゆる自動車メーカーがEVを発売し、40社130車種以上に増えてしまう。

典型的な資本主義の過当競争に陥り、乱立した携帯電話やスマホメーカーのように大部分は赤字になり撤退する。


市場が拡大している間は参入企業は赤字を隠しているが、市場が頭打ちになると一斉に撤退し始めます。

自動車という商品は1000万円超の高級車でない限り、年100万台は売らないと利益がでないと言われている。

EVの主要メーカーは10社もあれば十分で、その他のメーカーは遅かれ早かれ退場する。


現在の10大メーカーの顔ぶれが一部変わる事はあるでしょうが、数百社も共存できる市場ではない。

中国ではさらに大変な事になっていて、中国政府が公認したEVメーカーだけで450社あり、車種は数えきれないほどある。

中国政府はEV普及のために巨額の補助金を出したので、補助金目当てでメーカーが乱立しました。



世界でEV淘汰が始まる

このうちEVだけで利益を出しているのはBYD1社だけで、補助金を辞めれば全社が赤字転落する可能性が高い。

これがトヨタがEV参入に慎重な理由で、参入しても10年は赤字が続く可能性が高い。

それよりは利益が出ているハイブリッドを拡大して利益を積み増す方が、経営としては堅実です。


EV販売は2018年に200万台だったが中国が半数で、他の全世界は100万台、2019年は160万台が予想されている。

2020年も6割増として250万台だが、これを40社以上で奪い合って利益を出せるのは高級車だけです。

ポルシェやフェラーリは儲かるが、400万円前後のリーフやテスラは今後も赤字が続きます。


トヨタはさっぱり売れないプリウスよりも、RAV4やCHR、レクサス、アルファードにハイブリッドを搭載して世界で売り始めた。

大型車や高級車の方が利益が大きいし、最初から高価格な車ではHVの買い得感が大きくなる。

ハイブリッドは日本でしか売れない時代が続いたが、こうした高級車種は欧米やアジアでも売り上げを伸ばしている。


EVはこれまで年6割増の高度成長がつづいたが、スマホと同じでいつかは頭打ちになると考えられる。

そうなる時までにどれだけのメーカーがEVで利益を出せるようになっているのか、疑問が多い。

おそらくEVの勝者は片手に数えるほどで、利益を出せないメーカーは撤退に追い込まれる。

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