SNSでは自動生成されたフォロワーが無限に増殖していく
(追跡!ネット広告の闇 水増しインフルエンサー - NHK クローズアップ現代+)
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画像引用:水増しインフルエンサー | HOTワードhttps://pbs.twimg.com/media/D7LLjPWUwAEL5b-.jpg



フォロワーを売買して利益を得る人間がいる

SNSで影響力が強い宣伝力を持っている人が、企業から広告を依頼されて報酬を受け取っている。

これ自体はなんら不正ではなく、以前から芸能人ブログを中心に行われていました。

芸能人ブログは一日数十万人から100万人もの人が閲覧し広告効果が抜群なので、化粧品やファッション関連の企業が宣伝を依頼する。

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一見すると広告に見えないように、芸能人はあたかも自分で買ったふりをして、「XXXを使ってみたけど凄くいいよ」などと書き込む。

それを見た人は商品に関心を持って購入したり、口コミで広めたりする。

通称「ステマ」といわれる手法のステルスマーケティングは、テレビCMより爆発的な流行を生むことがあります。


人気の芸能人ブログで1回のステマ報酬は30万円が相場とされ、むろん商品はメーカーから無償で提供されている。

SNSの場合も基本は同じで、商品の宣伝になるような書き込みをするか、企業が指定した宣伝をコピペして拡散する。

SNSで強い影響力を持つい人をインフルエンサーと言い、特にインスタグラムでインスタグラマーと言います。


企業がインフルエンサーを見つける指標がフォロワー数だが、フォロワーを金で買う人が問題になっている。

ネットオークションや闇市場では1フォロワー0.1円などで売られていて、1万人買っても1000円でしかない。

日本ではフォロワー1万人、海外でも10万人いればインフルエンサーだが、そのコストは非常に安い。


こうした不正行為でフォロワーを増やした人を水増しインフルエンサーと呼び、ネット上の広告企業で大問題になっている。



不正アカウントが詐欺の温床になっている


もし水増しに広告報酬を払ってしまうと、企業は広告効果がゼロになり、本当のインフルエンサーは報酬が減って損失を受ける。

水増しを見抜くのは難しくなく、フォロワーが「変な人」ばかりなので、チェックすれば一目でわかります。

注目されるような投稿をしていないのにフォロワー数だけ1万人以上などと言うのは、100%水増しです。


本当のインフルエンサーは数千とか1万人のフォロワーを獲得するために、おそらく相当な努力や苦労をしています。

それをピコピコピコっと自動生成したアカウントに数万のフォロワーを付けて、毎月数百万稼いだら、インターネットやSNSは崩壊します。

売り買いされているフォロワーは相互売買されているので、お互いに水増し同士がフォローしあっている。


ただ人間がチェックするには手間がかかり、一つのアカウントを潰しても1秒間に何百というアカウントを自動生成で増やしています。

そこでAIが自動的に水増しをチェックし、絶対に報酬を与えないようなシステムが必要とされています。

広告企業側も生存問題なので、こうした水増しアカウントの識別が重要になっています。


同時にフォロワー数さえ増やせばSNSで「出世」できるような現在のシステムも問題で、ツイッターなどはフォロワー数を非公開にする検討をしています。

水増しフォロワーが配信する広告は詐欺のようなものが多く、それを見た一般の人が被害に遭う例も増えている。

今後フォロワー売買は口座売買のように禁止されるかも知れないが、法律はいつも大きな被害が出てからでないと変わらない。

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