大阪ミナミのドラッグストア激戦区には同じようなドラッグストアが乱立している
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画像引用:心斎橋商店街ショッピングガイドードラッグストア、コスメ、ファッション | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジンhttps://matcha-jp.com/jp/1901



買い物の中心はコンビニから薬局に移動

最近コンビニエンスストアの業績が頭打ちになり、ドラッグストアに客が流れていると言われている。

コンビニ利用客のデータを見ると一目瞭然で、1989年に利用者の28%が10代だったが4%に落ち込んでいる。

20代も35%から16%に減少したが、50歳以上は1989年の9%から46%に増加しました。

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コンビニ利用者の6割が40代以上で、しかも高齢男性の割合が多い。

コンビニは客の6割が男性なのに対し、ドラッグストアは7割以上が女性と言われている。

女性のドラッグストア支持率は圧倒的で、全年代の女性の95%以上がほぼ毎月利用しています。


若者と女性が通っているのはコンビニではなく薬局で、化粧品やヘルスケア用品、お菓子や食品などを売っている。

コンビニが定価販売に対してドラッグストアは安売りが基本で、同じジュースでもコンビニは140円なのに薬局は100円以下のこともある。

女性のほうが値段に敏感で、子供や若者はお金を節約したいので、コンビニには行かず薬局通いをしている。


成人男性は日中働いているので閉店時間がある薬局は利用しにくく、高くてもコンビニを利用する事が多い。

女性は子供が生まれると必ず子供を連れてドラッグストアに行くので、子供が生まれて初めて行く店はドラッグストアになる。

子供たちにとって最も身近な商店は、今や駄菓子屋でもコンビニでもなくドラッグストアチェーンなのです。



コンビニチェーンに匹敵の巨大薬局連合が誕生か

19年6月1日、スギ薬局とココカラファインが経営統合すると発表し、併せて2500店舗の広域チェーンが誕生する。

スギ薬局は愛知県が本社で中部と関西に多く、関東(首都圏周辺)にも300店舗近く出店し全国に約1200店舗を構えている。

ココカラファインは神奈川に本社があり、沖縄から北海道まで約1300店舗を構えている。


さらにココカラファインはマツモトキヨシとも業務提携協議しているが、マツキヨは首都圏と大都市、県庁所在地など関西から首都圏周辺に限られている。

マツキヨの店舗数は722店だが売上高5589億円で、1300店舗のココカラ3910億円より多い。

1200店舗のスギ薬局は売上高4,884億円なのでもし3社が統合されたら売上高1兆4000億円の巨大ドラッグチェーンが誕生する。


コンビニチェーンはセブン売上高9554億円(国内のみ)、ファミマ6172億円(海外含む)、ローソン7006億円(海外含む)なのでコンビニ最大手(国内店舗)より売り上げで上回る。

営業利益ではセブン2467億円、ファミマ516億円、ローソン483億円でした


マツキヨの営業利益は335億円、ココカラは129億円、スギ薬局は258億円なので合計722億円になります。


コンビニチェーン首位セブンの営業利益には及ばないが、ファミマやローソンより大きい。

3社が統合されると同じ地域で競争せずに済むので、売上高に対する利益率がさらに向上するでしょう。

ドラッグストア業界の現在の首位はイオン系のウエルシアで、売り上げ7791億円、営業利益は290億円です。


今後ドラッグストア業界もコンビニビッグ3のように、いくつかの巨大グループに収れんされるかも知れません。

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