韓国で子供連れの若い母親は絶滅危惧種になった(写真は日本)
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韓国の超未婚化

韓国では人類史上最速ペースで少子化が進んでいるが、その前提になっているのが結婚しない若者の増加です。

29歳時点で日本の未婚率が79.7%に対して、韓国は91.3%となっている。

日本の20代未婚率が72.7%だった2015年には、韓国が日本の未婚率を上回り、差は拡大している。


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日本の30代未婚率は2010年をピークに減少しており(15年までのデータしかないが)、20代も今後減少する可能性はある。

日本の未婚率が急上昇したのは1975年頃から2005年頃までで、その後は男女とも上昇に歯止めがかかりつつある。

なお日本の未婚率調査は5年ごとの国勢調査で判明するので、2015年の次の調査は2020年になります。


韓国の全年代未婚率は1995年に男性19%女性6%だったが、2010年は男性50%女性29%になった。

しかも子孫が増えるためには女性は30代までに結婚する必要があるので、40代になって結婚しても人口統計上は意味がない。

先進国では初めての出産年齢が20代後半になっているので、20代で半数の女性が結婚し子供を産まないと、その社会は人口を維持できない。


ところが韓国では20代で結婚している女性は20%以下で、20代で子供を産む女性は必然的にもっと少ない。

20代から30代で異姓と交際している人は35%程度で、他の大部分の人は結婚する可能性すらない。

昔の韓国は日本と同じで結婚は家や親が決めるものだったので、恋愛しなくても結婚できたが、今はそうではない。



1世代で出生数が半減するペース

2018年に韓国の出生数は約32万7千人だったが、1981年には86万人で、去年より3万人も減少している。

35歳までの出産年齢で結婚している女性は38%なので、この人たちが全員2人ずつ子供を産んでも、1世代で人口が6割以上減少する。

およそ30年ごとに生まれる子供が半減しているのが現在の韓国で、2050年の韓国の出生数は16万人になっている計算です。


韓国人が結婚しない、子供を産まない理由は比較的はっきりしていて、それなりの対策を講じてきた。

韓国女性の4年生大学進学率は47%だが、日本は21.5%(短期大学が多い)で韓国女性は進学率が高い。

高等教育を受けた女性ほど結婚せず子供を産まないのは世界的な傾向で。加えて高収入な女性ほど子供を産まない。


男性側の問題は女性の地位向上の裏返しで、相対的に収入が少なくなり地位も低下した。

80年代以前には一家に1人の男性労働者が居れば家族を養えたので、家長としての地位が高く女性は皆結婚したがった。

今は女性の収入も男性との差が小さくなり、結婚しても男性が家族を養うことはできなくなった。


女性から見て「結婚する価値のない男」が増え、男性は一家を養う自信がないので結婚しない。

政府は奨励金、育児手当、保育支援、教育支援などをしてきたが、効果はゼロだったようです。

結婚しても家族を養えず、子供をつくっても教育費などを支払えないので、生まれた子供は底辺社会の住人になってしまう。


それなら結婚せず、子供を作らない方がましだと考える若者が増えている。

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