いざという時使える現金がないと会社なら倒産、個人なら破産かどうかの瀬戸際になる
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晴れた日に傘を借りておく

会社経営に無借金経営というのがあり、理想とされていますがあくまでも理想です。

現実にはなんらかの借金をせざるを得ないのだが、「借金は財産のうち」という言葉もあります。

借金ゼロで資産を持つよりも、なるべく借金を増やしたほうが会社が長続きするという人も居ます。

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これは使えるキャッシュ(現金)を最大限確保していざという時に備えておく考え方です。

どんなに健全な企業でも阪神大震災や東日本大震災、リーマンショックやデフレ不況では赤字になる筈です。

そうした時に借金ゼロだったら使える現金がなく、工場の機械を売ったりしなくてはならなくなります。


経済危機の時に銀行は金を貸してくれず、「晴れの日に無理やり傘を貸すが、雨の日は取り上げる」ような事を平気でやります。

同業他社がバタバタ倒産している時に、赤字だから融資して欲しいと言っても、銀行としても貸しにくいでしょう。

雨が降ってから傘を借りに行っても、他の人も使いたいので傘の取り合いになり、借りる事はできません。


晴れてカンカン照りの日なら好条件で傘を借りることが出来、むしろ相手から感謝されるでしょう。

晴れた日の傘は役に立たず邪魔でしかなく、しかも傘のリース料がかかるので無駄に思えます。

だがいつか雨が降った日に、借りておいた傘は役に立つのです。



良い借金は存在するか

個人でもリストラや病気や離婚など、急に経済状況が悪化することが人生には必ずあるでしょう。

そうした時すぐ使える現金があれば問題ないが、なければ恥を忍んでサラ金や親せきから借りる事になる。

必要がない時にお金を借り、余ったお金を貯金しておくのは無駄だが、晴れた日に傘を用意しておく事になります。


反対にダメな借金は借りた金を住宅ローンや自動車購入に使ってしまい、現金がないのに借金が増えることです。

この場合は借金の分だけ家計が苦しくなるだけで、病気やリストラにあったら間違いなく破綻します。

住宅や車など一見有効に使っているように見えるのは悪い借金、必要ないのにお金を借りて浮いた分を貯金するのは、危機に備えるための借金と言えます、


良い借金でも普段から金利を払うのは損であり、必要な時に借りれば良いように思えます。

だが銀行や消費者金融は、必要ない時には「借りてください」と来るのに、いざ必要な時には断るのです。

まさに「雨の日に傘を貸さない」非道ぶりだが、儲けるためにはリスクがある人に貸さないのは当たり前とも言える。

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