テレビに出てくるサンフランシスコ、シリコンバレーとは全く違う
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画像引用:https://fm.cnbc.com/applications/cnbc.com/resources/img/editorial/2018/11/07/105559459-4ED5-BL-HomelessTaxV2-110718.1910x1000.jpg



高収入なのにホームレス急増

全米一高所得なのにホームレスが激増している都市があり、それがサンフランシスコ市です。

市の郊外にあるシリコンバレーでは平均年収が4000万円とも、3000万円以下は低収入だとも言われている。

サンフランシスコ市では4人家族で年収11万7400ドル(約1300万円)以下だと「低所得者」に集計されている。

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2016年には年収の中央値が6万3000ドル(約710万円)で全米一高収入になり、カリフォルニア州のGDPが世界第5位の「国」になった。

一方でインフレーションもすさまじく、特に住居費の高騰は日本から想像を絶するものがある。

2人分のベッドが置ける1ベッドルームの家賃は平均3,500ドル(38万円)、2ベッドルームだと4,700ドル(52万円)もする。


つまりサンフランシスコで4人家族がアパートを借りると、家賃だけで年624万円かかる。

サンフランシスコの世帯収入中央値は9万8700ドル(約1085万円)だが、もし家庭が4人家族だと家賃で624万円が消える。

部屋を借りるより買う方が得かというと、SFの不動産平均価格は130万ドル(約1億4000万円)もする。


サンフランシスコは医者も高収入なので医療費がべらぼうに高く、1泊入院したらまず100万円以上はかかる。

なので手術をしても車に乗って帰る人が多く、多くの場合SFで入院は破産を意味している。

医療費が高いので保険料も高額で、家族で加入する医療保険は月額1100ドル(12万円)、年間140万円を支払う。


アメリカにも公的年金があり所得の10%を払い、他に所得税や各種税金も支払う。

すると驚くことにサンフランシスコでは、一人暮らしの人が食べて寝る最低限の生活をするのに750万円ほどかかるという。

実際には食事をカップ麺(アメリカでは安い)にしたり、自転車やウーバーで交通費を節約してやっと生きている人が多い。


最近増えているのはホームレスで、年収700万円以上なのに家がなく、テントや車中生活する人が居る。



高収入ホームレスと低収入ホームレス

富裕層の中にも港に豪華ヨットを停泊させて船中生活をする「ホームレス」が100人ほど存在している。

むろん全員が富裕層ではなく、小型の普通のボートの中で生活している人たちも存在する。

サンフランシスコ市では1万人近くがテント生活や車中生活をしていて、社会問題化している。


貧困者のテント村周辺は、ゴミや未処理の汚物、犯罪がらみの廃棄物などが投棄されている。

サンフランシスコ周辺で1万6千人、もう一つの大都市ロサンゼルスでも6万人のホームレスが確認されている。

カリフォルニア州全体では8万人のホームレスが暮らしていると推測されている。


低収入ホームレスはスラム街やダウンタウンにテントを建てたりマンホームの中、駅の構内や廃屋に住んでいる。

高収入ホームレスは大型キャンピングカーなどを購入し、会社や大型スーパーの駐車場、公園などに止めている。

低収入は低収入同士、高収入は高収入同士が集まる傾向があり、それぞれのテント村を形成している。


NYやLA、SFなどのダウンタウンの小学校では、生徒の1割がホームレスの地区が存在する。

もっとも貧しい地域の高校では、生徒の半数近くがホームレスという例もあったとされている。

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