トヨタが中国で生産しているレビン(カローラ)PHV
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画像引用:http://img.carstuff.com.tw/images/stories/2018/Jason/04/25/Toyota/88461462gy1fqovt6frd7j21140ortul.jpg



トヨタのEV計画は消極的か?

トヨタは6月7日、2025年までに年間550万台の電動車を販売すると発表しました。

現在のトヨタグループの年間生産台数は1086万台で、550万台はほぼ半数を占める事になります。

この電動車はHVを含む数字で、中国政府や欧州政府機関が電動車からHVを除外しているのとは違っている。

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各国政府はHVをガソリンエンジン車としたり、優遇措置から除外している事が多い。

トヨタの計画では2025年にEVを100万台程度、450万台はHVやPHVが占めると想定している。

ガソリン車からEVに転換するまでには過渡期がある訳で、先進国では短く、後進国ではガソリン車時代が長く続く。


先進国の中でも人口数百万人の小国ほどEV化が早く、日本やアメリカのような大国ほど遅いでしょう。

EVを普及させるには膨大な充電設備と発電、送電や蓄電能力が必要だからで、人口数億人の国では必要コストが数百兆円にも達する。

日本でもすべての自動車をEVにするには、電力網の再構築や新規原発建設が必要で、総額100兆円以上の事業になる。


EV転換は明治維新や戦後復興に匹敵するような大事業になるので、机上の計算ほど早く進まない筈です。

人口の1%がEVに乗るのは趣味の問題だが、全員がEVに乗れば電力網が破綻するからです。

EVの性能向上で魅力的な車種が増えても、国のインフラが追い付かないのですぐにEV時代にはならない。



ハイブリッド時代が数十年続く

欧州ではディーゼルエンジンからハイブリッド車に乗り換える人が多く、前年比2桁増加が続いている。

3月までのペースだと2019年の欧州HV販売は50万台から60万台になります。

アメリカはハイブリッドが売れなかったが、レクサスやRAV4など売れ筋モデルの投入で今後販売増加が見込める。


トヨタは17年に152万台、18年に165万台(推定)の電動車を販売し、同じペースだと19年は180万台ほどになる。

だが計画では2019年に200万台、2020年に235万台の電動車を販売するとしていて、大半はやはりハイブリッド車になる。

これだけ売るには販売台数の多いアメリカと中国でハイブリッド販売を急増させる必要があり、人気車の投入を急いでいる。


アメリカで人気があるレクサスをハイブリッド化する他、RAV4も投入してアメリカ工場で現地生産する。

中国ではC―HRをEV化したモデルを発売する予定で、既にカローラなどのPHVを増やしている。

PHVは充電しなくてもガソリンで走行できるが、充電すれば燃料代を節約でき、特別なインフラを必要としない。

中国ではナンバー制度などから純粋なガソリン車の購入が困難になっていて、PHVの需要が高まっている。

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