日本は尖閣や北朝鮮で米軍に守ってもらっているので、戦争になれば派兵せざるを得ない
もし日本が派兵しなければ米軍も日本や尖閣を守らない
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画像引用:https://cdn.cnn.com/cnnnext/dam/assets/190613111521-20190613-gulf-of-oman-tease-exlarge-169.png



ホルムズ海峡の武装組織

2019年6月12日に、ホルムズ海峡で日本の関係船舶を含む2隻のタンカーが攻撃を受けた。

乗組員は避難したがタンカーは炎上し、当初砲撃されたと話していたが、後に魚雷攻撃のようだと説明した。

タンカーや貨物船は脱税目的や海難事故の責任を回避するため、法律が及ばない国の船籍にすることが多い。

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今回の船はパナマ船籍で日本の国華産業が運航するタンカー「コクカ・カレイジャス」、実際には日本企業の船だったとみられる。

もう一隻はノルウェーのフロントライン(FRO.OL)がが所有するタンカー「フロント・アルタイル」だった。

ホルムズ海峡はインド洋からペルシャ湾に入る最も狭い海で、幅は100キロ程度しかない。


北側はイランに面していて南側はアラブ首長国連邦とオマーンに面している。

イランとアメリカを始めとする西側社会は対立していて、過去に米海軍の小型船を襲撃した事もあった。

5月12日にサウジアラビアの石油タンカー2隻が、ホルムズ海峡で攻撃を受けたと発表されている。


攻撃方法は分からないがUAEも、商船4隻が「破壊工作」で攻撃されたと発表している。

これに先立つ19年4月22日、イラン革命防衛隊はアメリカが禁輸措置を取ればホルムズ海峡を封鎖すると表明していた。

アメリカは5月2日に日本、中国、インド、韓国、トルコ、イタリア、ギリシャ、台湾に認めてきた原油取引を禁止した。



イランとアメリカの確執

ホルムズ海峡での攻撃が始まったのは全面禁輸からであり、イランが予告通りホルムズ海峡封鎖をしていると疑われている。

米軍はペルシャ湾岸のカタールにB52など航空部隊を配備した他、空母1隻と多数の水上艦艇を派遣した。

今後アメリカは安全保障理事会に図るほか、同盟国からなる「連合軍」を結成しイラン攻撃の準備を始めると予想される。


当然尖閣諸島で協力している日本にも「同盟国の義務を果たせ」と要求し、日本は哨戒機や護衛艦を派遣する事になる。

尖閣問題でアメリカに「同盟国の義務を果たせ」と要求したのは日本側で、米国は日米安保に尖閣諸島を含むと明言して答えた。

従って日本はアメリカの派兵要求を断ることはできず、もし断ったら鳩山政権時代のように険悪な関係に戻る。


アメリカとイランはイランの核開発を巡って長年対立していたが、トランプ大統領は就任直後から関係修復に乗り出した。

一時は米軍兵器をイランに売却したり、両国の経済交流が協議されていたが、その後立ち消えになった。

2006年12月23日から始まった経済制裁がオバマ時代の2016年1月16日に解除され、イランには瞬時に数十兆円の金が流れた。

制裁解除に先立つ2015年イランと米英仏独中ロと欧州連合は、2030年まで核開発しないという核合意を締結した。



イランと北朝鮮は「同士」

だが制裁解除で潤沢な資金を手に入れたイランは、さっそく核開発を再開しアメリカが知るところとなった。

トランプ米大統領は「合意を守っているのはアメリカだけだ」とイランに批判的態度を取るようになった。

アメリカは2018年5月8日に核合意から離脱し、イランは公然と核兵器開発を加速させている。


国際原子力機関(IAEA)は2019年6月10日、イランは濃縮ウランの生産を加速していると警告した。

核合意はアメリカ以外の国によって続けられているが、既に有名無実のものとなっている。

イランと北朝鮮は多くの点で似通っていて、核やミサイル技術で中国と共に「悪の枢軸」を形成している。


アメリカやトランプに譲歩姿勢を見せて制裁を解除させ、その後核開発を続ける手法も両国は共通している。

イランは既に核兵器を保有している可能性もあり、選択肢としては核保有国として認めるか、対決するかになる。

この点でもイランと北朝鮮は似通っていて、アメリカがイランにどう対応するかで、北朝鮮の今後を占うこともできる。

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