レアアースは他の国にもあるが、環境破壊が酷いので採掘していない
5c6f893a
画像引用:http://simplegreenlife.up.n.seesaa.net/simplegreenlife/image/5c6f893a.jpg



アメリカの反中姿勢には用心

米中貿易対立でアメリカは中国製品に15%関税をかけ、近く25%に上げると予告している。

アメリカは同盟国や友好国にも中国製品に制裁を科すよう圧力を掛けている。

トランプ大統領は「アメリカと取引したければ中国との取引をやめろ」と主張している。

スポンサー リンク

日本は同じような事で以前アメリカに騙されて痛い目に遭ったことがあった。

朝鮮戦争から米ソ冷戦がはじまり、中国は共産陣営だったのでアメリカは反中国の立場を取った。

アメリカが支持したのは台湾島に逃げ込んだ中華民国で、大陸の共産中国を支持しない姿勢をしめした。


日本にも同様の対応を要請し、日本政府は中華民国とだけ国交を結んで共産中国は存在しないという立場を取った。

ところが1971年7月15日にニクソン大統領が共産中国支持を表明し、中華民国を切り捨てた。

日本には何の相談もなく騙された格好になり、焦りまくった日本は中国に謝罪外交を展開し、1972年9月25日に田中角栄首相が訪中した。


ニクソンは日本嫌いで知られていて、1971年8月15日の変動相場制移行(円切り上げ)は「8月15日にしたのは日本への復讐だ」と語っている。

トランプも散々煽って日本を利用しておいて、さっさと北朝鮮と国交回復した前科があり油断がならない。

今後も日本を騙して利用して中国と対立させておいて、自分だけさっさと中国と合意するかも知れない。


国際社会はそんなもので、首脳同士が何回ゴルフをしても絶対に仲良くなどならない。



中国以外のレアアース産出国は

中国はアメリカへの対抗措置として、レアアースの輸出量を削減して制裁を科そうとしている。

中国は世界のレアアース産出量の7割以上も占めているが、埋蔵量としては3割に過ぎない。

もし中国がレアアース輸出を大幅に減らせば、他の7割の産出国が採掘量を増やして儲けるでしょう。


実際アメリカはオーストラリアなどに働きかけて、中国以外のレアアース採掘を増やそうとしている。

一方でアメリカは散々中国との対立を煽って取引を禁止した後で、自分だけ中国と合意する可能性もある。

ニクソンの裏切りと同じパターンで、トランプも日本や欧州を騙すかも知れない。


2018年の中国レアアース産出量は12万トン、19年は前年より8%ほど生産量を減らす可能性がある。

オーストラリアの産出量は2万トン、アメリカも1万5000トンを算出しミャンマーは5000トン、エストニアは2500トンだった。

ロシアは2600トンでインドは1800トン、タイが1000トンなど多くは中国と比較にならない。


埋蔵量としては中国は最大ではあるものの、ロシアやブラジル、インドやベトナムを合計すればもっと多い。

中国は環境に配慮しないので採掘コストが安く、土壌汚染や河川の汚染なども気にしていない。

他の国は住民の反発や環境対策費が高いのを恐れて、大規模な採掘を行っていない。

スポンサー リンク


スポンサー リンク