多機能は便利だが別々に使いたい時も多い
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画像引用:トヨタの無料カーナビアプリ「TCスマホナビ」を試してみた | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO https://gazoo.com/pages/contents/article/daily/170510/01.jpg



多機能から単機能へ

80年代後半ごろから日本の大手家電メーカーはひたすら多機能化を追い求めてきました。

特にバブル崩壊後はアジア企業に低価格帯シェアを奪われ、高価格帯で勝負するメーカーが増えた。

そうした高機能家電は今もあるもののシェアが低下して、単機能しか持たない低価格家電が売り上げを伸ばしている。

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また家電売り場やネット販売では、大手家電メーカーに代わって低価格家電専門メーカーが増えている。

中韓などアジアメーカーも増えているが、アイリスオーヤマや名前を聞いたことがないような国内テレビメーカーも登場している。

単機能化がいち早く進んでいるのは電子レンジで、10年ほど前はオーブン機能付きの20万円以上の商品が並んでいた。

現在は1万円から3万円台の温めるだけの商品が主流で、10万円以上の「パンが焼ける」ようなのは流行らない。


考えてみると自宅で手作りパンやピザを焼く人は少なく、電子レンジで煮物料理を作る人も少ない。

そういう事をするとレンジ内が汚れるので、レンジは温めだけしか使わない人も多い。

最近1万円以上の高級トースターが売れているが、これもパンを焼くという単機能商品でした。


単機能商品の長所は価格が安いことで、電子レンジなら3万円台でかなり良い商品を買える。

2つ目の長所は操作が簡単で、説明書を読んだり何かを覚える必要がないのでミスを犯すことも無い。

3つめの長所は壊れにくく耐久性が高いので、通常10年以上は使えることが多い。


複雑で高機能な商品ほど壊れやすくなるのは、止むを得ない。



単機能の方が便利な場合がある


多機能から単機能に向かっている理由のひとつは、既に大抵の欲しいものを所有しているのが挙げられる。

トースターやオーブン、魚焼き器の類は既にあるのに、オーブン付きレンジを欲しい人は少ない。

用途が限られる問題もあり、例えば電子レンジのオーブンで魚を焼いた後で、他の調理をすると臭いが移ってしまう。


結局魚は魚焼き器、肉はフライパンで焼き、パンはトースターで焼き、電子レンジは温めるだけになる。

テレビモニターにも同じことが言え、昔はゲームやパソコンもブラウン管テレビで映していた時代があった。

今はゲームはゲーム用モニター、パソコンはPC用モニター、テレビはテレビモニターで見るのが普通になっている。


全種類に使えても結局一度にひとつの目的でしか使えず、ゲームとテレビを同時に使うことはできない。

スマホも同様で、何でもできるけれども一つの目的で使用中には他の使用方法が制限される。

スマホをカーナビで使用中だったらカメラとしては使えないし、電話やSNSや音楽にも使えない。


それらを同時に使うには電話は電話、カメラはカメラ、カーナビはカーナビで持っていた方が良い。

何でもできる多機能も便利だが、用途によっては単機能の商品を使い分けた方が便利な場合が多い。

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