ベネズエラで肉1キロを買うのに必要なボリバル(2018年8月)
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画像引用:【写真で見る】ベネズエラを襲うハイパーインフレ 通貨切り下げ前の食材と値段 - BBCニュースhttps://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-45295552



ビットコインに価値はあるか?

ビットコインなどの仮想通貨は2017年に暴騰した後急落し、このまま消滅するとも言われました。

2017年末には約2万ドルを付けたが、翌年3000ドル近くまで下落、もう終わったという評価が一般的だった。

だが2019年になって再び上昇し、1万ドルを超えてさらに高値を伺っています。

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2018年に暴落していた頃、南米と北米を中心にビットコインATMが増加していたのがニュースになりました。

2年前は世界で数百台だったのが2019年現在は5000台に達し、すぐ1万台に達する勢いです。

最近ビットコインが値上がりしたから増えているのではなく、ビットコインが暴落していた頃から増加しています。


ビットコインの暴落が止まったころ、替わって暴落したのが南米ベネズエラのボリバルやメキシコペソ、アルゼンチン・ペソ、トルコリラなどでした。

これらは高金利通貨と言われ、年10%などの高い利子が付く代わりに、50%くらいの確率で定期的に暴落しています。

ベネズエラのインフレ率は年率2万%以上なので、ビットコインの下落率85%の10倍以上のペースで価値が下落します。


ベネズエラ・ボリバルで持っていると1年後に100分の1以下になったが、ビットコインで持っていた人は10分の1以内の下落で済んだ。

しかもビットコインは「値上がりする可能性がある」のでボリバルなんかよりずっと優れた通貨なのです。

トルコリラやメキシコペソやアルゼンチンペソ、ついでに韓国ウォンを含めて、それらより「信頼性が高い」通貨なのが分かります。



ゴミ通貨より数倍ましなビットコイン

ビットコインや仮想通貨を断固として否定する人も居て、大物投資家のウォーレンバフェットなどが知られています。

だが考えなくてはならないのは皆がバフェットのようにドルやユーロや円のような「正しい通貨」を買える訳ではない点です。

ゴミ通貨を使っているようなゴミ国家の人たちは、嫌で嫌で仕方が無くても、ベネズエラ・ボリバルしか使えないのです。(その後ボリバルは廃止された)


ビットコインは送金は無料だが、現実通貨と交換すると往復1割引かれるので、実際には高手数料となっている。

それでも1年後に自国通貨が10分の1になる人にとっては、1割払ってもビットコインに交換したいと思っています。

それに今欧米の有名銀行は預金を預かるのにお金を取っているので、現実通貨でも預金するだけで手数料を少し取られます。


国をまたいでアメリカの銀行などに送金するには片道数%手数料を取られ、FBIやCIAに捜査されて没収される可能性もあります。

こうした事を考えると南米やアフリカや不安定な国では、ビットコインの方が自国通貨より好ましい。


特に現在のように米中対立のあおりで新興国通貨が不安定になると、通貨不安定国の人がビットコインを買うのだと思います。

するとそうした国の人と取引するアメリカでもビットコインの需要が高まり、ATMが増加しています。

このように現実通貨の不安定さを仮想通貨が補うようになっており、一定の役割を果たすようになっています。

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