金正恩はミサイル発射でトランプの支持率を上げる事も下げる事もできる。
だからトランプのランク付けでは安倍首相より上なのです。
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画像引用:http://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/35229186_10161121356485725_8660010900444413952_o.jpg



自分の人気を最優先する行動原理

トランプ大統領の就任から2年以上が経ち、考え方や行動パターンがかなり分かるようになってきた。

一つはある種の一貫性があること、自分の人気を優先する事、自分にとって不利益なら一瞬で180度立場を入れ替える事などです。

一貫性については大統領選の遥か以前から反中を売りにしており、中国を叩きのめすと言っていました。

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彼がまだテレビショーに出演していた頃から、アメリカ人の雇用と技術が中国に奪われていると訴えていました。

大統領になって1年ほどは中国批判が控えめだったが、2年目は矢継ぎ早に対中制裁を打ち出した。

一度敵と認定した相手はやっつけようとするが、一度「仲間」と認定されると優遇される。


北朝鮮の金正恩はなぜかトランプのお気に入りになり、何をやっても許されるトランプファミリーの一員になった。

これにはトランプが自分の人気を優先するのも関係していると思われる。

2017年から18年にかけて北朝鮮はミサイルを毎週のように発射し、アメリカでは北朝鮮への反発が高まった。


2018年6月12日にシンガポールでトランプと金正恩が会談すると、米国の世論は「北朝鮮は良い国で金正恩は良い人」に変わりトランプの支持率も上昇した。

トランプは自国の安全保障より自分の人気が大事なので、核とミサイルも容認して金正恩と友だちになってしまった。

これで分かったのはトランプがやっているのは「外交」なんかではなく、自分の支持率や人気を上げる活動だということでした。



トランプが金正恩を優遇する理由

各国への評価基準はトランプ大統領個人への貢献度なので、アメリカとの外交交渉だと思っている国は不利益を受けた。

ドイツのメルケルや「リベラルな」欧州首脳、ロシアのプーチンなどは今のところ仲間に入れてもらえない。

安倍首相はトランプ就任後に一番最初に会いに行ったが、今では金正恩より下になっているようです。


危機を起こせる人は逆にその危機を解決する事もできるが、安倍首相はアメリカにお金を差し出す事しかできない。

残念ながら日本がアメリカに10兆円投資するよりも、北朝鮮が1週間ミサイル発射を停止するほうが、トランプのお気に入りになれる。

北朝鮮は米朝関係が険悪化するとミサイルを発射し、トランプが出てきて「辞めなさい」というと発射をやめる。


これでトランプは良い恰好ができ、支持率が上がるので金正恩はトランプに貢献した事になる。

中国の習金平はトランプ外交で最もヘマをやらかした人間で、「敵」認定されている。

トランプが反中国を叫び中国を制裁するほど支持率が上昇し、中国が反発するともっとトランプの支持率が上昇している。


これはつまり特撮ヒーローが悪の組織と戦っているようなもので、中国を叩くほどトランプの人気は高まっている。

先日トランプはイランに無人機を撃墜され、イランを攻撃しかけて10分前に辞めました。

これも恐らく高度な外交判断ではなく、イランとの戦争は自分の人気を下げると判断したからでしょう。


アメリカ人はイラク戦争でアメリカが、5000人の犠牲者や1万人以上の負傷者を出したのを忘れていない。

TPP離脱やメキシコとの壁問題、自国優先主義や関税政策など、一見めちゃくちゃな事でも視点を変えると分かるかも知れない。

トランプから特別待遇を受けるには、トランプ自身の人気取りや大統領選再選に貢献したほうが良い。

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