プーチンが強くなるほど、ロシアは弱くなっている
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画像引用:ロシアは、日本との平和条約締結後に何が起こるのかまだわかっていない=プーチン大統領 - Sputnik 日本https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/images/573/14/5731488.jpg



ロシア経済不振の原因はプーチン

G20で来日予定のロシア・プーチン大統領は「北方4島は渡さない」と日本をけん制している。

強気のプーチンに対して日本政府は謝罪したり援助を申し出たりと、交渉を打ち切られないように機嫌を取っている。

だが日ロ両国の情勢を見ると、交渉を打ち切られて困るのはロシアの方で、日本はロシアなんか必要としていない。

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むしろ安倍首相がプーチンをチヤホヤするのがロシアを強気にさせており、日本の外交失敗と言っていい。

プーチンが大統領になったのは2000年で、当時原油価格が徐々に上がっており、穴を掘るだけで大儲けができた。

アメリカとの関係はソ連圏国以来もっとも良く、ロシアは自由貿易を謳歌してどの国にも好きなだけ輸出できた。


国内にはイスラムテロを抱えていたが、武闘派のプーチンが活躍するには好都合で、水を得た魚のようにロシアは全盛期を迎えた。

2000年代に中国、ブラジル、インドと共にBRICsと呼ばれ、次の時代の大国になると言われていました。

だが新生ロシアの全盛期は短く、2007年から始まった世界経済危機で大きな打撃を受け、頼みの原油は暴落してしまった。


プーチンの任期は2008年までだったので一旦首相に退いた後、2012年から現在まで再び大統領に就任している。

プーチンが2期目の大統領になった時、1回目とは状況がからりと変わって正反対の世界になっていた。

原油やエネルギー価格は低迷し、自由貿易は終わろうとしており、ロシアとアメリカには深刻な対立が発生していた。



プーチン病のロシア

旧ソ連圏だったウクライナをアメリカと奪い合った事でロシアは西側経済から孤立して経済制裁されてしまった。

プーチンは武闘派なのでアメリカに戦いを挑み、シリアやトルコや南米や極東などで、軍事力を強化しアメリカを挑発した。

この結果アメリカは屈服するどころかさらにロシアを敵視するようになり、ロシアはますます貧困化している。


ロシアのGDPは今やイタリア、韓国より下であり、先進国でも大国でもないのに軍事力だけを強化している。

2014年ソチ冬季五輪を開催したが、違反行為でメダルをはく奪されたうえ、出場禁止処分をくらいロシアの威信は地に落ちた。

ロシアは豊富な地下資源と旧ソ連圏の関係を生かして、欧州とつながる大ロシア経済圏を作ろうとした。


しかしこれも武闘派のプーチンがミサイルと恫喝でごり押ししたため、東欧諸国は離反し欧州諸国は警戒するようになった。

欧米諸国は2010年にリーマンショックから脱して8年間好景気を謳歌したが、その8年間ロシアは貧困に耐えている。

原因はあらゆる国との外交関係がおかしくなり、どの国にも輸出も輸入もできなくなってしまった事にある。


これも原因はプーチンの「げんこつ外交」にあり、いつ殴られるか分からない奴と、飯を食いたい人はいない。

プーチンは「強いロシア」をスローガンにしているが、皮肉なことにプーチンが居座るほど「弱いロシア」になっている。

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