普通のコンビニよりむしろ店員(オレンジ)が多い
amazongo
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Amazon Goの開店ペースはなぜ遅い?

アマゾンの無人型コンビニ店舗、Amazon Goは2018年1月22日にアメリカのシアトルでオープンし、開業時は大きな話題になりました。

世界中からメディアが押し寄せて無人体験をレポートし、画期的なシステムだと称賛されました。

模倣した無人店舗も続々誕生し、日本でもコンビニに無人レジを導入する試みがされています。

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それから1年半が経って最近は話題にならなくなったが、その後アマゾンゴーはどうなっているのでしょうか?

経済誌Bloombergの報道では、アマゾンは2021年までにAmazon Goを3000店舗に増やす計画だとしています。

だが開店ペースは18年12月にカリフォルニア州に9店舗目、19年2月に10店舗目、19年5月時点で11店舗と非常に遅い。


およそ2か月に1店舗のペースなので、どこかで爆発的にペースを上げないと30店舗すら難しい。

アマゾンは2018年にホールフーズという店舗数475の都市型スーパーチェーンを1.5兆円で買収しています。

Bloomberg報道の3000店舗はおそらく、小売りチェーン買収による合計店舗数の事でしょう。


アマゾンはスーパーの食品を配達網を利用して宅配するサービスに力を入れているが、それほど成功してはいない。

むしろウーバーの外食宅配システムのほうが成功していて、同じ食品ではあるが目の付けどころが違っていました。

無人コンビニのAmazon Goに話を戻すと、利用したユーザーやメディアの評判は今もすごく良い。



Amazon Goの売り上げは意外に少ない

Amazon Goはアメリカの全コンビニの平均より1.5倍の年150万ドル(約1億6000万円)に達している。

だがこれは何万店舗もあるコンビニの平均より、大都市中心部に10店舗しかないアマゾンゴーが多いのは当たり前で、フェアな比較では無い。

セブンイレブンは2万700店で全店売上高4兆6780億8300万円なので、1店舗年間2.26億円でアマゾンゴーの平均より多かった。


ここから比較するとアメリカ大都市のAmazon Go10店舗は、日本のセブンより売り上げが少なく、ローソンやファミマよりも少ない。

掛かっているコストは人件費が少なくても初期投資が大きくシステム費用もかかるので、利益は出ていないでしょう。

Amazon Goで利益を得るにはもっと店舗数を増やして売り上げを増やせば良いが、既存コンビニと共通性がないので初期投資が大きい。


最初の利益が出るまで何年もかかってしまい、下手をするとウーバーのように永遠に利益が出ない構造になりかねない。

一方利用者の評判はとても良く、慣れた人は入店して買い物をして店を出るまで10秒もかからない。

通常店舗ではランチタイムではレジの行列で10分もかかる事があり、客の時給が2000円だとしたら並ぶだけで300円以上を損した事になる。


品ぞろえも悪くなく、日本の弁当やお握りに相当するサンドイッチや総菜も箱に入って売られている。

人件費については総菜の調理や箱詰めなど、客が手に取るまですべて手作業でやっているので、レジ店員以外はむしろ増えている。

Amazon Goは作業を店の裏側でやっているので、あたかも店員が居ないかのように演出しているだけです。

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