書いていない重要な違いはパナの定年が65歳でサムスンは45歳ということ
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サムスンの定年は45歳

韓国の雇用慣習は多くの点で日本と異なり、進学や定年後にも多くの違いがある。

中でもとりわけ奇異に映るのは韓国の定年についての実態で、日本より15年から20年も早い。

韓国では公式には60歳定年としている企業が多いが、早期退職という慣習がある。

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規定の年齢の10年前には自分から辞めるのが普通で、50代で残っていると老害扱いされる。

名誉退職と美しい言葉で呼ばれているが、実際には「いつまで給料どろぼうを続けるつもりだ?」のように退職を強要される。

これが最も苛烈なのがサムスンで、平均退職年齢は45歳になっているという。


サムスンはいち早くスマホに飛びつき世界一になるなど、新技術や新分野の開拓を得意としている。

その裏には新しい人材を取り入れて古い人材は解雇する新陳代謝の速さがある。

もしサムスンが65歳定年制でIT技術を持たない社員を解雇できなかったら、東芝やシャープのようになったかも知れない。


韓国にも労働者に落ち度がない限り解雇できない規制があるが、適用が甘いので実際には40代で解雇できる。

サムスンで50代まで残れるのはオーナー一族の取り巻きだけで、超優秀で一族から目を掛けられた人に限られる。

課長どまりの人は40代で解雇、経営幹部にならないと50代まで働くことは出来ない。



有名企業で働けるのは15年から20年

韓国企業は日本企業のように子会社に出向や左遷などの優しい制度は無く、今日からクビ、明日から無職になり就職の面倒はみない。

サムスンを解雇された人は中小企業に移るが、そこも数年で解雇され低賃金の非正規労働しかなくなる。

50代後半では清掃作業や宅配のようなアルバイトか、露天商や飲食店を開く人が多い。


さて韓国ナンバーワン企業サムスンの定年は45歳だが、大卒の就職年齢も30歳以上と非常に遅い。

これは韓国では新卒を雇わず、2年間の兵役が終わってビジネスや英語資格などを取得した人を雇っているからです。

22歳で大学を卒業しても2年間兵役についてから数年間就職予備校や専門学校に通い、平均32歳くらいでサムスンに就職しています。


就職しても45歳で解雇されるのでサムスンで働けるのは13年から15年くらいしかありません。

大学や専門学校で学んだ知識が通用する15年位だけ雇用し、通用しなくなったら放り出しています。

東芝やシャープがリストラしていた頃、韓国企業に高級で引き抜かれた人たちが居ましたが、今も働いている人は居ないでしょう。


サムスン以外の韓国有名企業でも、働けるのは28歳から50歳というところで、22年間しかありません。

韓国の就職は学歴とコネで決まり、4年生大学進学率が80%(日本は50%)なので大学を出ただけでは就職できません。


大学卒業時に正社員に就職できるのは1割しかなく、多くの卒業生は卒業してから長い就職活動を始めます。

就職するまでは無職で無収入なので、正社員の賃金が高くても生涯賃金は非常に少ないのです。

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