カナダで医薬品を買うアメリカ人、国内で買う1割で入手できる
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「インスリンと家賃が同じくらい高い」アメリカから、糖尿病患者がカナダに買い出しに行ったら! | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12512.php



オバマケアで9割の人の医療費が高くなった

アメリカは医療費の高さで知られていて、民間保険に加入していないと1日入院で平均100万円を請求されます。

救急車の多くの有料で走行1キロ当たり平均1万円、救急ヘリも同じくらいなので飛行距離100キロで100万円です

日本の有識者はアメリカの医療ドラマを見て「さすが医療先進国だ」「日本は遅れている」などと言っています。

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一日入院で100万円も取れるなら進んでいて当たり前で、それが高額請求の理由作りなのです、

アメリカの医療ドラマでは患者が搬送されると大勢のスタッフで取り囲み、治療チームを結成します。

1人の人件費が一日5万円だったら10人で50万円、機材も高額で医薬品も最高のものを使うので、一日100万円になります。


例え絆創膏を貼っておけば治るとしても、資本主義の原則に基づいて、医師と病院は利益を最大化できる治療法を選択します。

病院も医師も医薬品メーカーも、利益を最大化するために行動するので、アメリカの医療費は高いのです。

医療と原理に忠実な資本主義は相いれないものだというのが分かります。


オバマ大統領はオバマケアを創設しましたが、一部の人を除いてかえって医療費を高騰させました。

オバマケアは民間保険なので条件が細かく、所得やコースによって病院が分かれています。

市内のA病院では保険が適用されるが他の病院では適用されず、かえって割高になります。



資本主義の正義

加入者に選択の自由を与えた結果、富裕層は富裕層向け病院、中間層は中間層向け病院、貧困層は貧困層向け病院に分かれました。

オバマケアは選択肢が非常に広く、保険料が高額で医療費が安いプランや、保険料が安いが医療費が高いプランなどがあります。

オバマケア実施時に病院や医薬品メーカーは一斉に値上げしたので、保険適用しても以前より高額になった人が多い。


オバマケアは1割くらいの貧困層は改善されたが、他の9割の人は「前より自己負担が増えた」のです。

国民皆保険になったのをビジネスチャンスと捉えた病院とメーカーは、ここぞとばかりに治療費を2倍に値上げしてしまいました。

資本主義なんだから価格設定は自由であり、利益を最大化するのが資本主義の正義です。


では日本の医薬品や治療費がなぜ安いかというと、国が価格統制して自由競争を禁止しているからです。

日本政府はもっと安い薬があっても他のメーカーを圧迫するので認めないし、もっと高い薬も認めません。

日本政府が認めなくても医薬品を販売できるが、高額なので誰も使用せず売れません。



アメリカの医薬品価格

アメリカで大問題になっているのが医薬品、特に糖尿病に使用するインスリンの値上げです。

日本では1回5千円から1万円ですが、ご存じのように収入によって自己負担の上限があり、無料の人も存在します。

アメリカでは1回5万円から10万円で、保険が適用されてもあまり安くなりません。


アメリカの医療保険は民間保険なので、医療費が安くても高額な保険料を支払う事になります。

日本並みの医療費に抑えるには月数十万円やもっと高額の保険に加入する必要があり、どうやっても支払い額は減らせないのです。

アメリカ以外の国で治療を受けたり買ってきた方が安いが、アメリカ国外から医薬品を持ち込むのを禁止している。


こうなっているのも資本主義に忠実だからで、医薬品メーカーは民主党と共和党に巨額献金をし、町議会レベルまでお金を配っている。

どんなに国民が不満を訴えても、当選するためには医薬品メーカーの資金が必要だから、議員は医薬品値下げに賛成しません、

アメリカはこの仕組みをアメリカ国外にも持ち込もうとし、日本にも健康保険の自由化を迫ったりしました。


数年前に子宮頸がんのワクチンが副作用を起こして問題になったが、あの薬は販売時点で効果が不明で副作用の確認もしていませんでした。

アメリカと医薬品メーカーが国連を動かして、全世界に「子宮頸がんワクチンが必要」だと言って世界中に押し売りしたものです。

こうして世界は医薬品メーカーや医療業界の「資本主義」によって高額医療費を押し付けられているのです。

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