中国政府は衛星写真が歪んでいると反論した
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画像引用:https://img.theepochtimes.com/assets/uploads/2019/07/08/Three-Gorges-Dam-20092018-700x420.jpg



40mの変形は写真の歪み?

中国にある世界最大のダム「三峡ダム」が大きく変形しているという噂が立ち、中國政府が否定する騒動になっている。

噂の出どころはツイッターと衛星写真で、2009年の写真と比較して2018年は大きく歪んでいると指摘している。

人民日報系の環球時報はダムが歪んでいるのではなく、衛星写真が歪んでいるという専門家の意見を掲載した。

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環球時報は堅い人民日報に対してくだけたネット情報という位置づけで、市民の噂やゴシップネタも掲載する。

環球時報は中国航天科技集団の衛星写真では歪んでいないとしたが、それがいつ撮影されたものかは分からない。

だが三峡ダムを運営する長江三峡集団公司はダムの基礎部分は「移動することがある」と歪みを認めた。


これは設計上のもので移動距離は数ミリにすぎず、重力ダム(重力式コンクリートダム)では通常の事だと説明した。

三峡ダム建設に関わったドイツ在住の王維洛は、「建設時からダムの内部に多くの空洞がある。」と話している。

王氏は突貫工事と施工不良のためコンクリートに気泡が入り、現在はひび割れ、水漏れが発生していると語った。


衛星写真によると歪みは中央部分で40mに達し、水圧で押されたように上流から下流方向に曲がったようにも見える。

衛生写真には不自然な点もあり、偶然そのように見えるだけかも知れず真相は分からない。

湖北省宣昌市の観光公社では、騒動を受けて三峡ダム周辺の営業を一時停止するなどの影響が出た。


別角度でも歪んでいるが、写真の歪みなのだろうか
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画像引用:みつうろこ@369142857さんのツイート: https://twitter.com/m_uroko/status/1102480807317319681



世界最大のダムは変形中?

三峡ダムは2009年に完成し10年しか経っていないので、10年ごとに40m変形したら25年後に100m歪んでしまいます。

三峡ダムは幅1.8kmという長さが注目されるが、実際には水圧に関係があるのは高さ185mの方です。

高くはあるが世界一ではなく、ドヴォルシャークダム(アメリカ)は219m、バクラダム(インド)は226mもあります。


満水状態の水圧は三峡ダムより強いが、どちらも変形や移動やゆがみなどは発生していません。

ドヴォルシャークダムは1973年、バクラダムは1963年完成と古いダムなのに、上空から見てもまっすぐなままです。

もし三峡ダム自体が壊れて変形したなら貯水できないほど水漏れしている筈で、そうではないと推測できます。


中國政府は衛星写真の歪みのせいにしているが、上空から撮影しないと分からず上空は飛行や撮影が禁止されている。

常識的な想像では40mも体が変形したら、コンクリートには大きな亀裂が入り貯水できないのではないかと考える。

今回の騒動は写真の歪みの可能性が高いが、それだけ中国人は三峡ダムを不安に感じていることの表れと言える。


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