新型潜水艦は水上艦や航空機、地上基地と連携して中国軍の接近を防止しなくてはならない
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画像引用:Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ(仮):ポスト3000トン型潜水艦と29SS試験潜水艦についてhttps://livedoor.blogimg.jp/ddogs38/imgs/4/e/4e82d428.gif



そうりゅう後継潜水艦

2019年6月、三菱重工業は防衛省に納入予定の次期潜水艦「29SS」の開発計画を発表しました。

同時期に防衛省は「防衛計画の大綱防衛省中期防衛力整備計画」という解説文書を公表しています。

この中で防衛省は29SSを試験潜水艦に種別変更し、新技術などの試験に使用すると書いています。

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潜水艦を22隻体制にする他、SS29を試験艦に使用と書いているので、試験潜水艦という名目で22隻よりより増やすとも受け取れます。

従来日本の潜水艦は現役就役数18隻+練習艦2隻の合計20隻だが、以前は就役16隻しかない時期もあった。

報道によると中国が保有する潜水艦数は、2015年に米海軍の71隻を上回ったとされている。


中国の水上艦数も増加しており、戦闘艦だけで80隻、小型ミサイル艦90隻、輸送艦60隻近くと推測されている。

日本の潜水艦の役割はこれら200隻以上の中国艦が接近できないよう、監視し防止することだが20隻程度ではいかにも少ない。

また最近日本政府は、自衛隊の潜水艦が南シナ海で、2000年頃から活動していると公表しました。


潜水艦の任務は居場所を明かさない事なのでこれは軍事的にありえず、安倍政権が政治的意図をもって明かしたと見られる。

その心は「日本の潜水艦は中国艦をいつでも攻撃できる」のを示して中国軍をけん制する事だったでしょう。

日本の潜水艦は日本周辺だけを警備するにはあまりに巨大で、太平洋の半分ほどで活動可能です。



増え続ける任務と仮想敵

その気になれば南シナ海やインド洋まで活動して中国軍を監視することもできる。

すると益々20隻程度では不足で、さらなる高性能艦を多数配備する必要が生じます。

米大統領からは「米軍は日本を守ってるのに日本軍がアメリカを守らないのはおかしい」というもっともな指摘もされている。


将来的にはペルシャ湾やインド洋、太平洋を航行する米国船の護衛が日本潜水艦の任務に加えられる可能性があります。

潜水艦はその行動も性能もすべて秘密で、次期潜水艦についてもトン数くらいしか公表されていません。

現行のそうりゅうは基準排水量2,950トンで水中排水量は4,250トン、新型の29SSは基準排水量3,000トンと変わりません。


そうりゅうの後期型は水中で酸素を使わず始動できるスターリング機関を廃止し、空いた空間にリチウムイオン電池を搭載しました。

この点も同じで、浮上してディーゼルエンジンで充電するのも同じと、表面上はそれほど変わりません。

外見上の最大の変化は通常のスクリューからポンプジェット推進に変わることで、静粛性が増すとされています。


だが低速航行ならスクリューもジェット推進もそれほど違わないので、新型はかなりの連続高速航行を前提にしている事になる。

そうりゅうでスターリング機関を廃止した理由は「極めて騒音が大きい上に低速航行しかできず、使い道がない」と現場で酷評されたからと言われています。

29SSの最大の変更点はこうした目に見える違いではなく、電子機器や戦闘システムなどにあるでしょう。


ソナーなどの高性能化、新型魚雷や対艦ミサイル搭載、水上艦と連携するための戦闘システムなどが盛り込まれるでしょう。

29SSの最大の敵は中国の原子力潜水艦と空母で、原子力潜水艦との戦闘で勝たなくてはならない。

従来小型のディーゼル潜水艦は海底で待ち伏せして、通りかかった獲物を攻撃していました。


中国原潜や中国空母を防止するにはこれでは不足で、自分から動いて獲物を捕まえる必要がある。

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