昔は子供から老人まで全員働くのが当たり前だった
「老人は年金貰って遊んで暮らせるのがあたりまえ」という話を昔の人が聞いたら驚くでしょう
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画像引用:https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/uploaded/image/7664.jpg



報告書は官僚老人たちの妄想

19年6月に厚生労働省が「年金だけでは老後資金が2000万円不足する」という報告書を書いて大問題になりました。

報告書でもっとも違和感を覚えるのは全国民が夫婦で年金20万円貰える設定と、月26万円支出する設定でした。

国民年金を40年間払い続けても受給金額は月5万円台にすぎず、厚生年金と合わせて月20万は相当な高額です。

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上場企業に20歳から60歳まで40年働いてやっとそのくらいで、大半の日本人はそうではありません。

厚生省は現役時の平均年収を500万円以上で計算しているが、実際の日本の労働者の年収(中央値)は250万円です。

夫婦で250万円稼げば500万円以上なので矛盾はないのだが、国民の実態とかけ離れています。


大半の人は上場企業に40年務めているのではなく、中小零細企業や細々とした自営業で生活しています。

受け取れる年金受給額は月20万円どころか、10万円程度の人も多いのです。

実際には厚生年金の月額平均は男性18万、女性9万、国民年金のみだと5万円以下というところです。


日本の労働人口は7000万人だが厚生年金に加入しているのは4000万人にすぎず、国民年金加入者は6700万人です。

すると300万人は未年金、2700万人は国民年金のみですが、厚生省の報告書では全員が月20万円受給できるかのように書いてあります。

報告書に書かれている年金受給額は、国家公務員や上場企業に定年まで勤めた人しか当てはまらず、老人の妄想としか言えない。



老後資金が満ち足りていた時代はなかった

報告書で2点目の疑わしい点は、「老後資金が2000万円不足する」とまるで今までは満ち足りていたように書いています。

縄文時代から現在まで、老人全員の老後資金が満ち足りていた時代など、世界的にも一度もありませんでした。

縄文時代の平均寿命は20代、江戸時代で40代、明治時代で50代、昭和に60代から70代で、平成に70代以上のような推移でした。


およそ昭和後期まで老人は子供が養うもので、それが「一人前の男」の証とされていました。

だが当時も生涯独身や一人暮らしの高齢者は居たはずで、大抵は公団住宅などに住んでつつましい暮らしをしていました。

高齢者が子供と別居して住むのが普通になったのは昭和末期から平成になってからで、それまでは「親と同居しないなんて一人前の男(女でも良い)ではないと考えられていました。


当時ですら年金だけで遊んで暮らしていた高齢者はおらず、子供が居れば援助してもらったり、公的な支援を受けていました。

今後もそうだという事で、急に老後資金が足りなくなるわけではありません。

高齢者は公団住宅に入居して税金を免除してもらい、公的支援でつつましい暮らしをするか、子供から援助してもらう事になるでしょう。


高齢者であっても働くのは当たり前で、昔の高齢者は歩ければ全員畑仕事などをしていました。

高齢者が年金だけで遊んで暮らせるようになったのはバブル以降の、一部上場企業に定年まで働いた人だけです。

老後は一切働かずに贅沢三昧をするのが当然の権利だみたいに主張する人たちは、頭が老化しているのではないか。

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