タダ同然で食べ放題だったのは昔のこと
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ほとんどの大衆魚が絶滅のおそれ

毎年土用の丑の日になるとウナギセールが始まるが、ウナギの漁獲量は年々減少し絶滅が危惧されています。

ウナギの養殖は稚魚を捕まえて太らせる畜養でしかなく、人口産卵は技術的に難しく行われていない。

かつては1匹数十円で売られていたサンマが不漁で、資源保護のために国際的な漁獲制限が必要になっている。

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日本や中国、台湾など8カ国で構成する北太平洋漁業委員会(NPFC)は19年7月18日、サンマの漁獲枠を設ける事で合意しました。

サンマの漁獲枠は中国が2年間反対していたが、今年は賛成したため年間約55万トンの上限で合意した。

NPFCの統計では日本のサンマ漁獲量は2000年代に20万トン以上だったが、この数年は10万程度になっている。

NPFC加盟国の合計でも2018年は約30万トンにすぎなかった


30万トンしか取れていないのに漁獲上限が55万トンというのは実質的に制限がなく、まるで無意味だと分かります。

それでも各国に漁獲上限が割り当てられることで、極端に漁獲量を増やすのは抑制できる可能性があります。

だが最も乱獲しそうな中国を取り締まるのは中国自身なので、破ろうと思えば無制限に破れる。


日本も漁獲制限を提案しながら、漁獲量を確保するため今までは撮らなかった未成魚を乱獲してスーパーで売っている。

19年にスーパーで小さいサンマが売られていたのはこれが理由で、不人気でかなり売れ残ったそうです。

消費者が欲しいのは丸々と太った長いサンマで、アジやイワシのようなものではなかったようです。


政府の日本食PRも各国の乱獲を促進している
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画像引用:https://www.sankei.com/images/news/190424/plt1904240009-p1.jpg



乱獲と日本食ブーム

そのイワシやアジや最近女性に人気のサバなど、ほとんどの大衆魚が不漁になり値上がりしている。

ダイエットに良いとブームになったサバ缶はデフレ期に100円以下だったのだが、現在は200円以上の商品が多い。

値上がりしても買える間は良いが、やがてサバがまったく取れなくなれば買う事ができなくなります。


こうなった原因は魚を多く食べるアジア諸国の経済成長で消費量が増え、各国で乱獲したことが大きい。

加えて日本政府が日本食は健康に良いなどと世界中で煽ったため、世界中で魚を乱獲した。

魚が美味しく健康に良いというのは、国家機密にでもして日本人だけが食べていたほうが良かった。


資源減少の最大の理由は単純に「1匹を取れば1匹減る」ということで、今まで100年ほどは海の中で再生産する事で補っていました。

だが人類の人口が10億人から70億人に増え、魚を食べる人間の数は10倍以上になりました。

すると魚を取った分だけ、海の中で再生産しても補充されなくなり、年々魚の数が減るようになりました。


世界中で徹底した漁獲制限を行わない限り、サンマもサバも数十年で絶滅してしまうでしょう。

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