手術ロボットのダ・ヴィンチ、日本も参入を狙っている
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画像引用:http://www.hospitaldemolina.es/blog/wp-content/uploads/2018/05/460CDC79-DF59-470F-9692-C5DDC63D5D5D-1170x660.jpeg



ガン手術の半分は不要だった

アメリカで今まで行われていたガン手術の50%が実は必要がない手術で、適切な分析をしてれば回避できたという話です。

これはAIによる医療診断やAI手術研究の過程で発表されたもので、人間の医師による手術には否定的になっている。

米がんセンターが患者の症状をAIに分析させたところ、すい臓がんで実施された摘出手術の半分は不要と診断された。

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別の研究では数万枚の肺がんの疑いがあるデータを医師とAIに比較させたことろ、AIのほうが優れていた。

AIはガンではない患者をガンを誤認する確率、ガンの検出率の両方で人間より数%優れていた。

将来ガンにかかるリスクや再発の予測でも、同様にAIのほうが数%優れていました。


AIによる医療検査が始まったばかりなのを考えると、将来的にはAIによる診断が主流になるかもしれない。

たとえば商業旅客機の操縦では、今では離陸と着陸しか手動操縦しないパイロットが大半になっている。

数年前アシアナ航空機が米飛行場で着陸に失敗した原因は、工事で誘導装置が使用できず、パイロットに手動着陸の経験がなかったからでした。


飛行中のパイロットは方位や高度を確認したり、コンピュータに入力するのが仕事になっていて、昔のように操縦はしていません。

医療の世界でも将来は、医師はコンピュータ画面を見ながらデータ分析する職業になるかも知れません。

だが結局患者は人間でありAIが全て自動で症状を把握することは出来ないので、医師という職業はなくなりません。


飛行機が自動で着陸するようになっても、パイロットという職業がなくならないのと同じです。



医療ロボットは今後急速に進歩する

AI診断にはリスクもあり、飛行機の自動操縦とは違った問題点もあります。

それはAIの学習内容やプログラミングが間違っていたり、意図的に不正な診断をさせる事も可能な点です。

アメリカの医療は資本主義なので、なるべく多くのお金を患者に請求し、利益を拡大することが「医師の正義」とされています。


だから必要ない手術をして医療費を釣り上げているのだが、これをAIにやらせることもできる。

なるべく医療費がかかる治療法をAIに選択させることで、病院はより高額な医療費を請求できるようになる。

こうした悪事をどうやって食い止めるのかが医療AIの問題点で、悪意を持つ者が悪用したら酷い事になる。


AIによる手術はもう現実に行われていて、手術ロボットのダ・ヴィンチ(米国)は世界のトップシェアを占めている。

ところがダ・ヴィンチの特許は2019年に切れるので、数十年前に複写機で起きたのと同じ現象が起きるかも知れない。

複写機はゼロックスが1975年に100%のシェアを持っていたが4年後に14%になり、2018年に富士フィルムに買収された。


スマホのようなIT機器で日本勢は敗れたが、医療ロボットは久しぶりに日本の得意分野であり、政府も力を入れている。

同時にグーグルのようなIT企業もAI技術で主導権を握り、日米メーカーを支配下に置こうとしている。

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