中国の恫喝外交にイギリスはペットのように従ったが、それは金と力があったから
201510211008587329
画像引用:http://jp.eastday.com/images/thumbnailimg/month_1510/201510211008587329.jpg



中国は外交下手

中国は外交巧者というイメージがあるが、実際には外交下手で失敗を繰り返している。

最近の例は米中経済摩擦で、中国は米国から貿易制裁を受けて、報復によって対立を深めている。

中国の外交はごり押しと恫喝だけで、巧みな外交と言えるほどの事をしていません。

スポンサー リンク

中国の経済成長は1972年から始まり、1978年12月の改革開放で決定的になり、80年代に高度経済成長が始まりました。

89年天安門事件や97年アジア通貨危機でも中国の成長は止まらず、2001年12月にWTOに加盟しリーマンショックも乗り切った。

中国の発展が止まるかも知れない危機は何度もあったが、アメリカなど西側諸国に脅しと金を武器に屈服させてきた。


天安門事件では西側から制裁を受けたが、日本に過去の戦争で謝罪と賠償を要求し、天皇を訪中させ謝罪と経済制裁解除させた。

チベット問題やウイグル問題でもひたすらごり押しと脅しと金の力で押し切り、西側諸国は金欲しさに目をつぶった。

キャメロン、メルケル、クリントンなど人権派を自認する政治家は一度は問題提議したが、中国の一声で謝罪したり黙り込んだ。


中国の武器は「中国市場に参入させないぞ」という脅しと「お前の国と全面戦争だ」という脅しでした。

もう一つは西側市場に投資したり、西側企業を中国に参入させて金を稼がせることで、アメとムチ両方で西側諸国を服従させた。

ブッシュもクリントンもオバマも、中国の脅しの前では民主主義をあっさりと放棄し、あらゆる人権問題に目をつぶりました。


こんな中国の外交だったがトランプ大統領には通用せず、経済制裁を受けて万事休すとなっている。

通用しなくなったのはトランプが外交巧者だとか押しが強いなどの理由ではなく、中国が頼みにしてきた経済成長が終わったからです。

中国の経済成長は1978年から始まって2008年の北京五輪、リーマンショックまで30年間続いていました。

2008年のリーマンショックで中国は本当はマイナス成長になるところを、50兆円の財政支出で乗り切りました。



中国の恫喝が通用したのは金と力があったから

日本のバブル崩壊後の超大型投資のように、公共投資による経済成長は、毎年金額を増やさないと成長を維持できません。

7%の成長率を維持するのに50兆円使ったら、翌年は60兆円、翌々年は100兆円、150兆、200兆と増額しなくてはなりません。

今では中国は6.5%の成長率を維持するのに年300兆円以上の公共投資をしていて、経済破綻するのが明確になっています。


トランプは道徳心はオバマの1割くらいしかないが、金の計算はオバマの10倍くらい頭が回るので、すぐにこれに気付いた。

トランプは中国の経済破綻は時間の問題であり、あと一押しすれば張りぼての恐竜は倒れると判断しました。

恫喝しかできない外交下手の中国は経済成長が止まったら脅しても効果がなくなり、もうどうする事もできません。


「全面戦争だ」と叫んでも戦争には巨額の金が必要であり、今の中国には用意できません。

今の中国がアメリカや日本に戦争を挑んだら、兵士の給料や食料を用意できず、日清戦争のように惨めな敗北を喫します。

威勢よく核ミサイルをぶっ放せば勝てそうな気がするが、アメリカと全面核戦争になったら亡びるのは中国の方です。


経済は落ち目で軍隊を維持する金もなくなった中国には、中国市場への参入を規制するという脅しも使えない。

それどころか西側企業は続々と中国から脱出していて、「どうか中国にとどまってください」とお願いする立場になった。

次々と問題を起こし敵を増やす中国に同盟国は無く、ロシア・北朝鮮・パキスタンとは利害関係でつながっているだけです。


中国から軍事力も金の力もなくなったら、パキスタンや北朝鮮ですら相手にしなくなるでしょう。

スポンサー リンク


スポンサー リンク