セブンペイ社長は二段階認証やSMSを知らなかった
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画像引用:https://brandnew-s.com/2019/07/04/kobayashitsuyoshi2-tr000/



セブンペイの不祥事はなぜ起きた

日本のコンビニ業界を40年間席巻したセブンイレブンだが、その本体はイトーヨーカドーという旧態依然とした同族企業だった。

セブンイレブンの不祥事で多くの人が経営に疑いを持ち、将来性に懸念を抱いています。

セブンは2019年7月1日にQR決済のセブンペイを始めたが8月1日に廃止を発表し、9月1日にはサービス終了する。

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セブンペイはサービス開始した当日には不正利用されていて、内部関係者の関与や事前の情報流出も指摘されている。

セブンはIT企業ではないので即席で開発部門を立ち上げたが、自社でセキュリティ管理をできないようです。

どこか分からないところから機密が流出し、今も分からないので終了せざるを得ないということです。


7月4日に記者会見したセブン・ペイの小林強社長は、「二段階認証をなぜ導入しなかったのか?」という質問に答えられず、二段階認証を知らないのが分かった。

サイバーセキュリティー担当の桜田大臣が以前、USBを知らなかったのが糾弾されたが、ほぼそのレベルの人でした。

セブン&アイ・HD執行役員の清水健・デジタル戦略部シニアオフィサーは、「事前検査で脆弱性は確認されなかった」とも述べていました。


これもUSBや二段階認証を知らない人たちが開発を指揮していたので、何が脆弱性なのかも知らなかったのでしょう。

セブンはIT対応で同業者より遅れていて、ファミマの親会社は伊藤忠商事、ローソンの親会社は三菱商事と三菱グループです。

両者は関連企業のIT人材をコンビニ部門に投入しているが、セブングループにはそうしたIT企業や人材がない。



セブンは旧態依然とした同族企業

セブンイレブンの親会社はイトーヨーカドーで、創業家は現名誉会長・伊藤雅俊の伊藤家で、1972年にコンビニ事業を始めた。

当時のイトーヨーカドーは10店舗もない小規模な地方スーパーで、コンビニ事業が成功しなければとっくに消えていた。

セブンイレブンを立ち上げて「コンビニの父」と呼ばれたのが鈴木敏文元会長で、40年以上に渡ってセブンイレブンの指揮を執ってきた。


だが鈴木社長は実績と権力を利用してセブンを私物化するようになり、息子の鈴木康弘をセブンネットショップの社長に据えた。

このネット事業が現在のオムニセブンとセブンペイの原型になり、不祥事と赤字を垂れ流している。

鈴木親子はその後創業家や米株主の反対で追放されたが、こうした旧態依然とした経営は続けられている。


二段階認証を知らなかった小林強社長は銀行から2004年に転職し、役員やシニアオフィサーを歴任してきた。

つまり鈴木敏文元会長のように現場で商品を売ったり買い付けたり、店を立ち上げたりした実務経験は一度もない。

ネット関係の何かができるとという事でもなく、おそらく創業家の人脈とか社内の人事事情から選ばれた人物かと思われます。


例えばローソン現社長の竹増貞信は三菱商事で10年間牛肉豚肉の輸入など職場を転々とした後で本社勤務になり、2014年にローソンに栄転なのか左遷なのかされてきた。

ローソン社長は三菱商事で社長コースから外れた人がなる事が多いが、それなりに現場を渡り歩いていたツワモノが多い。

対する現セブン社長の永松文彦は東大卒業後新卒でセブンに入社し、現場を知らないまま管理職コースで出世し社長に就任した。


だから悪いと言う訳ではないが、セブンイレブンの人材はひ弱く、ローソンやファミマには図太い人材が多い。

どうして二段階認証を知らない人がセブンペイの社長になれたのかは、セブングループの体質にあると考えます。

コンビニ業界でセブンの天下はそう長く続かないかも知れません。

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