香港警察にも市民側に寝返る人が居そうだが一人も居ない。
彼らは武士でも騎士でもないので、自ら考えて行動することは無い
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香港警察が市民の為に戦わない理由

香港では犯罪容疑者を中国本土に送還する法律を巡って大規模デモが発生し、市民数十万人が参加しました。

19年8月に入ると香港警察の取り締まりが強化され、デモ側もゲリラ的な抵抗活動に転換した。

警察はデモ隊にたたいたりするようになり、黒シャツを着た黒シャツ隊がデモ隊の白シャツ隊を攻撃している。

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この黒シャツ隊については香港警察の警察官が制服から黒シャツに着替えている動画が投稿されている。

香港警察が「愛国派」の市民を装ってデモ隊を襲撃し、当然ながら警察は現場に現れない。

黒シャツ隊の攻撃で警察に通報しても警官隊はわざと時間をかけて登場するのが恒例になっている。


そのくせ香港警察はデモ隊がデモを始めた時には素早く登場し、催涙弾や棒で鎮圧している。

デモを鎮圧する警察という図式は世界共通だが、中国と中国の植民地にしかない「ある現象」には注目せざるを得ない。

それは中国3000年の歴史の中で、市民や国民や農民の為に立ち上がり、皇帝や国家と戦った人は居ないという点です。


世界の多くの革命は市民の抵抗がきっかけだが、必ず軍や警察が国家を裏切り、市民側に就くことで政府が倒れている。

フランス革命やロシア革命、ソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊、東ドイツ崩壊、アメリカ独立など枚挙にいとまがない。

日本では1936年(昭和11年)に226事件が起きたが、放棄した青年将校の目的は貧困農民を救う事でした。



中国の兵士は武士や騎士ではなかった

兵士や警官が国家を裏切って、圧倒的に劣勢な市民側について戦うのは、かなり高度な教養をもった社会でないと起きない。

アフリカの独裁国家や中南米では「市民を裏切ってマフィアや権力者に就く警官」は大勢居るが、逆は1人も居ない。

同じように中国や中国の植民地だった国々では、軍や警察が市民を救うために国家と戦争をするなどという事は起きない。


北朝鮮は世界一の貧困国家で国民は常に飢えているが、一度も革命や大規模暴動が起きたことはありません。

日本人から見ると不思議でしょうがないが、武士が槍一本で国家と戦うのは、日本や高度な先進社会にしかありません。

日本の武士は天皇に次ぐ地位と権力を持ち、形式上の地位を持つ文官や貴族より遥かに強大でした。


武士は兵士ではなく「士」であるから自らの志に基づいて行動し、自分で善悪を判断する。

西洋の騎士も同じで単なる兵士ではなく貴族であり、自分で善悪を判断し自分の意志で行動する。


中国の兵士はこれとはまったく違い、最底辺の農民の息子がなるもので、決して皇帝につぐ位などにはならない。

日本と中国朝鮮は過去に何度も戦ったが、一度たりとも大陸側が勝ったことはなく、引き分けがせいぜいでした。

この理由は中国の将軍や兵士は、例え勝っても貴族になったりせず、略奪くらいしか楽しみがなかったからでした。


日本の武士団は郷土と一族の期待を一身に背負って出陣し、勝てば大名や将軍になり天下を取れた。

中国や朝鮮で軍人による革命は起きないのは、そもそも軍人や警官には意思が無く、社会的な使命もなかったからです。

清を倒した辛亥革命を起こしたのは革命家の孫文で、軍人は利害を計算して孫文に就いただけでした。


香港警察の警官が考えているのは、自分が出世したり利益を得る事だけで、武士や騎士ではないのです。

もし香港警察の警官が「民主主義のために中国と戦おう」と言って戦車の前に立ちふさがったら驚くが、そういう事は起きないでしょう。

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