アフリカのNYと呼ばれているラゴス
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画像引用:https://www.nomadafricamag.com/wp-content/uploads/2018/04/lagos-city.jpg



アジアの終わりと人口減少

20世紀後半からアジアの時代と言われてきたが、その成長ももうすぐ終わろうとしています。

振り返るとアジアの前にアメリカの時代があったし、その前には欧州の時代がありました。

こうした地域的な高度成長は人口増、生産増加、投資によってもたらされたが、どれも終わろうとしている。

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アジアの時代が始まったころ、日本をはじめとして人口の9割以上が農民で、農業の機械化が遅れていました。

農業の機械化で労働者が余剰になり、工場などで生産するようになり、低賃金高効率を武器に輸出攻勢をかけました。

同時に外国からの投資も活発に行われ、高度成長期には奇跡の経済成長が可能になります。


やがて余剰農民は全員労働者になり、人口が増えなくなり、賃金が上昇して外国との競争力が低下します。

すると外国からの投資が引き上げ始め、投資されるより配当のほうが多くなり、経常収支が赤字になります。

少子高齢化が進み財政が急速に悪化して、低成長・財政難・国際収支の赤字という老人病(イギリス病)になります。


日本はこのうち経常赤字だけは免れたが、高度成長期が終わったアメリカや欧州と同じ状況に陥っています。

産業革命から第一次大戦までは欧州の全盛期、第一次大戦から1950年代までがアメリカの全盛期でした。

ソ連にも高度成長期があって、第二次大戦から1970年代までが全盛期、日本は朝鮮戦争からバブル崩壊まででした。



アジアより成長余地が大きいアフリカ

東アジアは1980年代から2000年代、今はベトナムなど東南アジアが成長期で、今後インドなど南アジアが有望視されています。

世界は順番に高度成長期を迎えて、順番に衰退しているので、北朝鮮のように成長しない国はあっても衰退しない国は無い。

東アジアではモンゴル以外すべての国が出生率2.0を割り込み、10年以内に人口減少が始まると予想されています。


東南アジアも半分ほどの国は2.0を割り込んでいて、今後人口を維持するのがやっとになるでしょう。

南アジアはまだ人口が増えているが、出生率は徐々に低下に数十年後に人口減少が始まります。

するとアジア全体で20年か30年後には人口減少が始まり、アジアの高度成長は終わりを迎えます。


地域全体として出生率2.0を上回っているのはアフリカだけなので、今後長期間人口増加が見込めます。

アフリカは農業従事者が多いので、新たな工場労働者を確保でき、しかも賃金は南アジアより安いです。

1990年代に日本企業は「中国の時代」と言って我先にと中国に進出し工場を建てました。


今から10年後にアフリカの時代と言って大挙して進出しても何も不思議はないです。

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