新型空母は完成したが、実用に耐える艦載機はない
Type-001A-Aircraft-Carrier
画像引用:http://forceindia.net/wp-content/uploads/2018/11/Type-001A-Aircraft-Carrier.jpg



中国空母の実態

中国は2012年に旧ソ連空母ヴァリャーグを遼寧として就役させ、尖閣諸島への大きな脅威として日本でも注目されました。

中国は6隻から8隻の空母を保有して、原子力空母8隻を保有するアメリカ海軍と対抗する構想を持っています。

昔のソ連も同じような大海軍構想を持っていたが、アフガン侵攻の敗戦や経済破綻が原因でソ連は崩壊してしまった。

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そのソ連が作りかけた空母を買い取って完成させたのが遼寧で、最初から不幸の臭いがつきまとっていました。

空母の性能は艦載機で決まるとされていて、アメリカ空母が最強なのは艦載機が最強だからです。

遼寧の艦載機は中国国産のJ-15だが、実際にはロシアのSu-27SKを無断コピーしたJ-11Bをベースにしている。


ロシアの許可を得ずSu-27SKをコピーしてしまったため、Su-27SKも最新のSu-33もロシアから輸入できなくなった。

そこで中国はJ-11Bを改良したJ-15を遼寧の艦載機としたが、生産した20機以上の多くが故障や事故で飛行できない。

前述の理由でロシアからエンジンを売って貰えないのだが、中国製エンジンの寿命はアメリカ製の数分の1だと言われています。


遼寧は収益から7年が経っているので、その時配備されたJ-15はもう耐用年数を過ぎている筈です。

また飛行制御などに問題を抱え、20数機生産した4機が墜落事故で失われているが、これは戦前の日本軍戦闘機の平時の損傷率よりも酷い。

こんな理由で空母遼寧はイベントや写真撮影以外で艦載機の運用をしておらず、新型空母の艦載機も決まっていない。



新型空母は完成したのに艦載機なし

中国は空母艦隊を構成する国産空母、西側コード001Aを2017年に進水させ2019年に就役予定となっていた。

だが完成後に艦載機がないのが発覚し、就役しても実戦配備の予定はまったく立っていないという。

001Aは最大排水量7万トンで、約5万9500トンの遼寧より一回り大きく、滑走路もやや長い。


構造的には遼寧と同一で、通常の蒸気タービン機関でスキージャンプ台によって離陸し、滑走着陸する。

この仕組みは旧ソ連とロシアの艦載機が陸上戦闘機から改良したタイプであるため、短距離離着陸ができない事による。

ソ連型空母はカタパルトを持たないので、代わりにジャンプ台で高さを稼いで離陸する。


この離陸方式では燃料と兵装を満載できないので、実際の作戦行動はできないと考えられている。

ソ連型空母が実戦に投入されたのはアドミラル・クズネツォフが2016年11月の一度だけとみられている。

しかもこの時の作戦では艦載機2機を失っているので、もともと空母から離陸して攻撃する能力が無いと考えられる。


ロシア海軍は空母艦載機が400回以上攻撃に参加したと言っているが、地上基地から艦載機を発進させた可能性が高い。

このようにソ連型空母は実戦向きではなく、海上パレードやデモンストレーション用の空母だと見られている。

実戦に参加するには米空母のようにカタパルトを装備する10万トン空母か、イギリスのように高性能な垂直離着陸機が必要となる。


中国は垂直離着陸機を持っていないし、アメリカのような超大型空母を運用するのは困難です。

結局中国の空母は「見せる空母」以上の機能を持っていない。

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